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chok-shinの百人一首の散歩道

最近始めた書と墨絵の世界。
小倉百人一首を題材に先ずは百首完成を目指して。
でものんびり、気ままにマイペースで、笑

このところ秋らしい気持ちの良い日が続いています。

今年は本当に台風の当たり年。例年の様な時期やコースが不可解なものも多く、余り縁のない北海道も大変な事に。
やはり温暖化による偏西風の流れが変わった事が原因でしょうか?


まだ後始末に追われている方々も大勢いると思いますが、心からエールを送りたいです。


さてこの夏から作品制作も第二段階に入り、シリーズ物を手掛けてます。

今回のアップは『六歌仙』の一角、小野小町と僧正遍昭。

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今までは一枚に三十一文字を書き込んでいましたが、ちょっと窮屈な事もあり、光琳カルタを参考に上の句と歌仙絵、下の句と首趣のあった画をペアにしてみました。

そもそも六歌仙とは、紀貫之が選んだ先人六人の有能な歌人の事で、喜撰法師、小野小町、僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、大友黒主の六人だそうです。

でも選んだ紀貫之本人の六人に対する評価は良くなく、古今和歌集の前段では歌の評価だけでなくその容姿にまで言及するなど、むしろ酷評してます。

自分よりも位の低い人、しかも故人をこきおろして憂さ晴らしでもしている様な。

とにかく上目線です。笑

昔の人の考えることはムズカシー、、。笑