2018年10月31日名古屋市民芸術祭2018参加「 崔 利先(チェ リソン)ソプラノリサイタル」が無事に終わりました。今年日本に来て20年目!なにかを記念する演奏会をしなければならないと思いながらも中々企画もスタート出来ず、2月には頑張ろうと行ったジムで腰をケガして、一ヶ月ベットの上で横になって家族に手伝ってもらいながら生活をしました。普通の生活を過ごす事がどれほど幸せな事か?自分の体が治る事を待つ忍耐から始まった今年。又、歩きからリハビリを始め、歌える健康な楽器に戻り、4月から今年はどうしょうか?と戸惑いながら、5月!リサイタルを決め、マネジメント会社を訪ねて、リサイタルをやるには何が必要かを聞きました。ホールと契約、広告協賛をお願いして、自分がやれる事務の仕事をしながら、リサイタルのイメージと選曲、共演者、などの連絡から、チラシデザインや、前から絵描いていた着物を着て蝶々夫人のアリアを歌い、韓国チマチョゴリで韓国歌曲、トレスを着てイタリア歌曲など、選曲を何回何回も変えながら、筋トレをしてドレスと役に合う楽器を作りながら、半年、最後の一ヶ月はパンプレット作りで、毎晩パソコンの前で、運動は全然出来ず、歌の練習がやれる日は一日3時間.4時間でも歌ってましたが、郵便物、チケットの管理、名部管理など、事務の仕事で練習が出来なくて泣いた日もありました。ちゃんと出来るか?時間との戦い、今回リサイタルを準備しながら、沢山の音楽世界の方々に直接訪ねてみたり、メールのやり取りや、沢山の人々と知り合うきっかけもなったのでとても学ぶのが多かった半年でした。いつも歌う事しかやってない私にはとても難しかったです。今まで準備出来ている舞台で歌う事しかなかった自分がどれほど沢山の方々にお世話になってきた事か?当たり前の事が当たり前ではなかったん事に気付く機会で感謝の気持ちを忘れではいけないともう一度認識した時間でした。リサイタル宣伝に出てチケットを売りに直接訪ねて歌ったり、とにかく目の前の事に最善を尽くした日々でした。

招待券16人を入れて全部で221人お客様がリサイタルに入場してくださいました。名前も売れてない私のファーストリサイタルで200人が超える奇跡が起きました。チケットもひよこの私には売りに行く所もなくて、でもとにかく命かけて頑張ってみようと思い、又、お客様は少なくても、招待券を配って席を埋める事はしないと決め、7年間活動してからの遅いファーストリサイタルだからこそ、私の歌を聴き好きになってくださったファンの方々に手紙を書き、チケットを買ってもらい感謝の気持ちを歌に乗せて伝える事にしました。家族、先生方々、親戚、友人、ファンの方々、に捧げるリサイタルになれればなぁと、、、
スタッフ、舞台の素敵な生け花、着物の着付け、ヘアメイク、カメラ、ビデオ、チラシやパンプレットの制作も全て日本で知り合いファンになってくださり、一人であっちこっち訪ねながら走り回っている私を心配して、力になって下さいました。お金では買えない宝石のような恩人達です。本当に感謝しかないです。
沢山の曲を弾いて稽古にずっと付き合ってくださった石山英明先生をはじめ、半年間ずっと練習してくれた新野智子さん、二重唱を歌ってくれた加藤利幸さん、支えてくれた家族、中島基晴をはじめ、先生方々、友人、ファンの方々、当日受付のスタッフ、マネジメント会社、ファーストリサイタルの基本照明でオペラの雰囲気が出るように精一杯頑張ってくださったザ コンサートホールにも感謝します。
20年間の日本での音楽活動のレポートを提出出来たので本当に幸せで胸がいっぱいです。これからも、初心になり、最初からやり直します。本当に有り難うございました。全ての事❣感謝します🙇♂❤

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