こんばんは。渡辺奈都子です。
大阪の公立高校のバスケ部で起きた事件から、
体罰の是非に関する討論や特集がたくさん組まれています。
フェイスブックの私の知人達の間では、桑田真澄さんの
「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」という記事のシェアが目立ちます。
リンク記事はこちら 2013年1月11日 朝日新聞デジタル
そしてこんな記事も 2013年1月11日 NHK Newsweb (←映像が見れます)
桑田さんが伝えたいことは、実は体罰のことだけじゃなくて
スポーツ界に見られる
トップダウンのシステムや絶対服従の指導法への見直し
ということ。
桑田さんの主張については、私以前記事にしておりました。
「猛特訓」に効果無し!?
でもさ、この番組2010年のことですよ…。↑このときはほとんど誰も桑田さんの味方居なかった…。
そして、続きの特集を楽しみにしていたのに、それが放送された形跡は見つけられませんでした…ガッカリ
体罰は、もちろん外的コントロールです!
これは、指導者からの愛が伝わったかどうか・・・というような【受け手】に関する問題ではなくて、
指導者が部員(メンバー)を、
「コントロールできると思っているか否か」という【発信者】の人間観が問われるものです。
なので、
「○○なときには(体罰が)あっても仕方ない」とか
「それ(体罰)に耐えることで成長出来る」とか
「叩いた方の心も痛いんだから」とか
そういう次元の話ではないわけです・・・
今回、キャプテンだった男子生徒が苦悩と絶望の果てに
自らの命を絶つまでに至ったという悲しい出来事は
外的コントロールが振りかざされた結果として起こったものだ
ということを覚えておかなくてならないと感じます…
私たちが誰かに何かを教えるというプロセスでは、
人がどのように学ぶのかというしくみを考えてみるのはどうでしょうか?
(だって、私たちは内的コントロールの存在だから…)
参考記事怒る<叱る<褒める??? (←長編ですが、ご興味のある方はどうぞ^^;)
桑田真澄さんは、「子どもたちの健全な育成法」について
(多分)とても選択理論的な持論を展開されているのだと推察しています。
これを期にその考え方に(以前よりのときよりも)多くのひとが注目されることを期待します。
うー・・・ だれか桑田さんに選択理論をつないでくれないかなー (…と書いてみた^^;)
↓桑田さん!選択理論アイランドで子どもたちにスポーツ教えませんか?…
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