選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
リードマネジメントネタ、忘れないうちにもう一つ書いておきます。
一昨日の朝、放送していたこちらの番組
>>「がっちりマンデー」
(プラクティカムの時はなぜかよく見てます…)
今回のテーマは「スゴ局さま」
スゴ局さまとは、単なるお局様とは異なり、
その会社を引っ張るスゴい女性社員のことだそうな…
で、私が注目したのはその中で紹介されたいた
JRでの駅弁や飲食関係を仕切っている
株式会社日本レストランエンタプライズ
弁当営業部大宮営業所の所長 三浦由紀江さんのお話。
三浦さんのスタートは四十代半ばに勤め始めた
駅構内の弁当売り場のパートさんから
その後、正社員になり、それから(なんと)所長さんに
そして、彼女が所長になったら・・・
一年で5000万円も売上げがアップしたそうな…
…で、よく調べたら三浦さんのシンデレラストーリーは
書籍化もされ、講演会などもされている程の方なのですね。
- 1年で駅弁売上を5000万アップさせた
パート主婦が明かす奇跡のサービス/三浦 由紀江
- ¥1,500
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でも私は、ここで放送された彼女の改革の中に
リードマネジメントの要素を見逃しませんでしたわ
駅のお弁当屋さんの仕入れは彼女が所長になるまでは、
本部の人が種類や個数を決めて、店舗にいる人たちはそれを売るだけ…
というシステムだったとのこと。
それを、三浦さんは、
何をどれくらい仕入れるのかを、実際にお店で売っている人たちに任せる
ことにしたのだそうです。
そうすると、
自分たちの仕入れに責任を持てるし、一生懸命売ろうと思うし、
(↓これは言ってなかったけど)
自分たちの仕事に愛着というかやりがいを感じられるようになり
それが売上げに影響したのだと・・・。
これは「システムを変えることによって部下の欲求充足を図る」采配であり、
正に、リードマネジメントとはかくあるべき・・・という見本のようなお話
また、ご自身でも時間があれば、
いまも店舗に立って販売の現場に携わっている姿が放送されていましたが
とてもフレンドリーな接客で(笑)、ある意味、他のパートさんにとっては
モデリングの機会にもなっているんでしょうね…
二十数年間専業主婦であったこともご自身の仕事に役立っていると、
笑顔で応えられていたのがとても印象的でした