こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
選択理論と外的コントロールの違いを学んで陥りやすい間違え
について、まとめてアップしておきたいと思います。
(若干マニア向けかもしれません・・・)
まずは一つ目。
「外的コントロール」というものがあると知った人の中で
(そして、外的コントロールを手放そうとしている人で)
こんな誤解をして苦しくなっている人・・・いませんか?
例えば
嫌なことを言われて、ムカッとしてしまうのは
外的コントロール でしょ?
例えば
仕事が上手く行かずに、イライラしちゃうのは
外的コントロール でしょ?
例えば
失敗したことを、いつまでもクヨクヨしてるのは
外的コントロール でしょ?
・・・・???
OH- NO-
上記すべては誤解です。
たしかに、外的コントロールをやめて
選択理論に移行するということを学ぶと
外的コントロールは良くないもので
選択理論が良いものなんだ
のような発想になりがちです。
そうすると、
嫌な気分や苦痛な経験について、
外的コントロールだ!と表現したくなる
のかもしれません。
・・・が、
上でしめしたケースはすべて、
自分自身の苦痛感情を表しているだけで
それが、外的コントロールにあたるわけではありません。
もしも、ムカッとしたり、
イライラしたり、クヨクヨしていることを
モノにあたって周囲を威嚇したり、
誰かのせいにしてやるべきことを放棄したりする
のなら、それは立派な外的コントロールの行動と言えますよ…
外的コントロールとは、
私は、人をコントロールすることができる。
よって、私も人からコントロールされる(されてしまう)。
というところが核となります。
自分(私)が他者(相手)を
どのように見ているか
(尊重するべき存在か、思うようにコントロールできる存在か)
という人間観が最も重要なことなのです。
参考記事
外的コントロールって何ですか?(2)