モチベーションのしくみーその1 | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


先日、脳のシステムを説明する
カラーチャートの威力 (?笑)についてお話ししましたが、
その中にある天秤の絵では、
私たちのモチベーションに付いて説明することができます。


選択理論では、私たちは、

自分が《願っている(いた)こと》願い
これがいわゆる↑【上質世界】と呼ぶもの

自分が現実から《知覚した(手に入れている)こと》ゲット
これがいわゆる↑【知覚された世界】と呼ぶもの

まるで、天秤にかけるように測っていると考えます。
これがいわゆる↑【比較の場】と呼ぶもの


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この二つを比べて、釣り合いがとれないと・・・・叫び


  
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このようにギャップが生じて、天秤の釣り合いが取れなくなります。



すると私たちは、
「何か行動せずにはいられない感じ」になって走る
これがいわゆる↑【フラストレーションシグナル】と呼ぶもの


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このギャップを埋めるための行動に駆り立てられる・・・
というのが、選択理論で言う【行動のシステム】です。



通常、願っているものが得られていないという事態に、
否定的なニュアンスを感じそうですが、

実は、この「何か行動せずにはいられない感じ」が、
一般的に「やる気」とか「モチベーション」とか言われるものなんです。ビクーッ


ですから、天秤が傾くことは、別に悪いことではなく、

そのフラストレーションシグナルにどう対処出来るか
(どんな行動を選べるか)が重要な鍵になります。

(・・・が、その行動のシステムに付いては、また別の機会に☆)



さて、モチベーションとも言える
「何か行動せずにはいられない感じ」になるには、
二つの場合があると考えられます。



(【その2】へつづく)