ボートを漕ぐということ | 選択理論マニアのためのトリセツ

選択理論マニアのためのトリセツ

心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは、渡辺奈都子です。



人生とは、川に漕ぎだしたボートのようなものかもしれません。


川の流れは、時には穏やかにゆったりと、
時にはドキドキするほどに速く激しく…

いつも同じ速さが保たれているわけではありません。



穏やかな流れのときは、降りそそぐ陽の光を楽しむことも出来るし、
のどかな気分で幸せを感じることができるものです。


選択理論マニアのためのトリセツ


それに対して、激しい流れのときは、
一緒に乗っている人たちの協力が最も必要で、
息を合わせ、行き先を見失わないように舵を取らなくてはなりません。

そこでお互いを批判し合ったり、喧嘩が勃発したりすれば、それこそ命取りになることも…


選択理論マニアのためのトリセツ




川はいつでも流れているので、
何もしなくても、いずれ「どこか」に流れ着くようにみえます。

でも、きちんとオールを漕がずに、ただプカプカと浮いているだけだと、
いつの間にか浅瀬に乗り上げて動かなくなってしまったり、
突然激流に飲まれてしまうかもしれません。

また、闇雲に意味も分からずにオールを動かしているだけなら、
岩にぶつかってボートに穴が空いてしまうかもしれません。



川の流れを止めることはできないけれど、
その流れの中にあっても、しっかりとオールを持つことはできます。

するべきことは、流れの速さを嘆くことではなく、
いかにオールを動かすか(動かさないか)ということ。



どんな状況下にあっても、「自分にコントロールできること」を見つけられることは
私たちを少し元気にさせるものだから…。