自分で自分を吟味すること | 選択理論マニアのためのトリセツ

選択理論マニアのためのトリセツ

心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。



選択理論/リアリティセラピーでは、
【自己評価】を大切にしています。

それは選択理論が【内的コントロール心理学】の一つだからです。



選択理論における【自己評価】は、

「自分で自分についての評価(吟味)する機能/システム」
という意味で使われています。(英語では、self-evaluation


attention*注意attention*
別のカウンセリングや心理系の本では、
自己評価が高い/低いという表現されることがあります高低が、
その場合は自己肯定感/自尊感情を持つことの意味で使われており
選択理論でいう「自己評価」とは意味が異なります。
(こちらは英語で、self-esteemとなります)



よって、選択理論でいう
自己評価の反対は、他者評価(他人による評価)ですそうか…。



私たちは、他者からあーだ!こーだ!と言われても
ちっともピンと来なくて実感がわかなかったり顔文字(+´・_・`+)ン?
または、
わかっちゃいるけど、そんな風に言われたらやりたくないよーちっと感じたり
するものです(・・・・よね?汗



私たちは、

自分で自分のことを見つめ、
いま起こっていることを正しく知覚すること


によって多くを発見し、成長することができます。


※他者評価のもう一つの問題は、それによって事実が歪んでしまう可能性があることです。
いま話題の(笑)「褒める」ことは、他者評価の一つになりやすい関わりだとすれば・・・ん?

(これはまた別記事にします)





自己評価の効果として、一番わかりやすいのは、

自分で自分の話していることを録音して聞いたり、
自分のしていることをビデオにとってみたりすることですげっ・・



私の場合、もっともこの自己評価が起動して
フラストレーションシグナルがビビビビー稲光っと出るのは、
自分のスキーの滑りスキーを録画してみたときですわ・・・がーん


出来ているはずと思っていることと、
実際に出来ていることの違いは一目瞭然・・・・。
(どこぞのコーチに指摘されるよりも、効き目がありんすえへへ…


人の評価なしに、自分をダイレクトに見つめる自己評価は、

現実を知る厳しい作業でもありますが、
自身の課題を発見する重要な機能
重要です。


自分の行動が、自分の望んでいるものを得るために役立っているか?balance*


リアリティセラピーのカウンセリングの場面では、クライアントさんに
ご自身が「これまで選んで来た行動」を吟味していただくプロセス

を大切にしています。




シニアインストラクターのLucy B. Robbins先生がいらしたとき

「人は、自分で自分の行動を振り返ることをしない限り、
新しいアイデアに取り組もうとしないイーニーズ!(いや)YES

と教えてくださいました。


自己評価のシステムが稼働していないうちに
(カウンセラーやコンサルタントやアドバイザーが)
どんなに素晴らしいプランを提案したところで、
本人は全然やる気になっていないというわけざます・・・ははっ…


気をつけましょ☆


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