ハンドルをしっかり握ろう! | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんにちは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


最近、いろいろな方々がこのブログをご紹介してくださって

「選択理論って、初めて聞きましたー!」

という皆様の読者登録が少しずつ増えていて
私自身、とても喜んでおりますThank you!


せっかく選択理論にたどり着いていただいたのであれば、
ぜひ知っていただきたいポイントの一つはこちら。
ダウン ダウン ダウン


全行動の四つの構成要素について。


行動には、

【行為】・・・見て分かること。
ex. 立ち上がる、走る、文句を言う、微笑む、手を振る…。

【思考】・・・頭の中で考えること、イメージすること。
ex. 嫌なことを思い出す、将来を思い描く、試験範囲を暗記する…。

【感情】・・・気分や気持ちの変化。
ex. 快/不快、喜怒哀楽、イライラ、ワクワク…。

【生理反応】・・・身体反応。
ex. 喉が渇く、汗が出る、血圧が上がる、不眠、食欲不振…。

という四つの構成要素が常に存在し、

四つが連動して全体的に動いているということから、

選択理論では行動のことを
【全行動(total behavior)】と呼んでいます。



この全行動について、選択理論では下記のように車の絵に例えて説明されます。


選択理論マニアのためのトリセツ


前輪に、行為と思考。

後輪に、感情と生理反応。


これがとっても大事重要



私は、よく講座や研修の際に
「前輪にあって、後輪にないものはなんですか?」と聞きます。

特に、専門学校の授業では免許取りたての学生がいっぱいですから、
ちょっと考えればすぐわかる・・・ニコニコ




そうです。ハンドルハンドル です。


ハンドルに直結しているのは 前輪のみ!

前輪を動かした方向に 後輪がついてくる
というしくみなのです!!






私たちの行動においても、
直接コントロールできるもの直接は動かせないものがあります。

それが、この車の絵で例えられている
行為と思考(コントロールできる)という前輪
感情と生理反応(直接コントロールできない)という後輪なのです。


この車の四つのタイヤによって私たちの行動を説明する方法は、
「自分のアイデアの中で、もっとも大きな貢献の一つ」だと
以前、グラッサー博士がおっしゃったぐらいの自信作(笑)
(たしかに、すごーーーくわかりやすいですよね!




人生という道を、セルフコントロールしながら生きるためには、
ハンドルをしっかりと握って、行きたい方向にハンドルをきることが重要なのです。


(もっと続きを知りたい方は sei「怒りのコントロール」の記事 をどうぞ)




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