『警告! あなたの精神の健康を損なうおそれがありますので精神科には注意しましょう=アチーブメント出版』キーワード:ダイジェスト版

 本稿は本書のキーワードを、適宜に取捨選択し抜粋引用させていただきましたので、文脈の前後はぜひ本書でご確認くださるようお願いいたします。

 本書をテーマにされた早朝読書会からもたくさんの気づきをいただき感謝申しあげます。
 大切なキーワードは各章にたくさんありますね。ぜひ、ここに掲載のものにこだわらず、本書でご確認ください。 

 


 グラッサー博士は、自らの取り組みを親切、尊敬、支援、思いやりという固い土台の上に打ち立てている。このような人間の特質は、人々と関わるときにとても重要な土台であることに私も気がついている。本書の中には、グラッサー博士の次のような信条がある。
  「人間の不幸の多くの結果は、医学の専門家によって精神病と名づけられてしまうが、それは私たちの選択に関係している。私たちの選択を明らかにし、自分の選択であると自覚することは、私たちが自分自身に対して責任ある存在となることである。

 ここでいう責任とは肯定的な意味で応答する能力、健康的な選択をすることを意味している」。
 *『警告、、、、、、、、、』序文 10p



 


 幸福もしくは精神的健康(メンタルヘルス)とは、

 あなたが選択している人生を楽しむこと。
 自分の身近にいる大切な人と良い人間関係を持つこと。
 人生で価値があると信じていることを行うこと。
 そして、この同じ幸福への切符を誰からも奪わないことである。
 *『警告、、、、、、、、、』1章 74p

 



【精神の健康な人は、、、(要約)】
 要約していますので本書で前後関係をご確認ください。
 ・大切な人と一緒にいることが楽しい。
 ・不幸せな人が幸せになるよう手助けをする。
 ・ストレスの少ない生活をしておりよく笑う。
 ・人はそれぞれ異なることを確信できている。
 ・他人を批判したり変えようとしない。
 ・やろうとすることに独創的である。
 ・不幸な時も適切な対処をする。
 *『警告、、、、、、、、、』2章 97-98p




 自分の行動は、全て自分自身が選んだことだと受け入れること、これが精神の健康の礎石です」*『警告、、、、、、、、、』4章 140p



 幸福と快感の違いを知ることは精神の健康の鍵となる要素である。
 二つは両者とも、気分がとても良く、同じものと思われるかもしれないが、実は大きく異なるものである。

 幸福はあなたにとって大切な人と親しい関係を保つような行動を選択していることから来る良い気分である。 *『警告、、、、、、、、、』4章151-152p




 自分の行動をコントロールできるのは自分自身であることを受け入れ、自分の取った行動の言い訳はしないこと。
 また、他人や事柄のせいにしないことは選択理論の重要な原理であり、精神の健康の不可欠の要素である。*『警告、、、、、、、、、』6章 181p



 楽しさが沢山ある人間関係は大切な関係となり、笑いが溢れて、ますます大切な関係が持続される。
 楽しみとは、全ての欲求充足を束ねて、一つの行動により、複数の欲求充足を可能にする接着剤である。*『警告、、、、、、、、、』8章 223p



 全ての症状はあなたの基本的欲求を満たしていないところの、脳からの警告だと私は信じている。*『警告、、、、、、、、、』第9章 234p(要約です)

 

 



 選択理論は、私が、幸せになりたいと思う人に生活の中で用いて欲しいと教え広めている信条体系である。
 人生で何をしようが、あなたの幸、不幸を決めるのは、あなたの上質世界に入っている人々であり、あなたとその人たちとの人間関係である *『警告、、、、、、、、、』第11章 300p

 



 私が期待していることはこういうことです。
 選択理論を使って自らを助け、他人も助ける。自分のために選択理論を使う、そして他の人のためにも使う。
 それは、皆さんのやることで、私のやることではありません。
 人々が自分自身を助け、お互いに助け合うことを学ぶこと、それが私の望むところです。カーリーンと私がここにいるのは教えるためです。

 もし、納得がいったのなら、選択理論を使って実践して欲しいと思います。けれども、
するかしないか、どのようにするかはあなた方次第です。 *『警告、、、、、、、、、』12章 324p



 選択理論は新しい生き方であるため、忍耐強く取り組むことだ。致命的習慣を使ってしまったら謝ればよい。もし謝られた相手の人が不思議そうにすれば、選択理論を少し説明すると良いだろう。
 私の経験から言えば、その人はきっと関心を持って、あなたのしていることを快く受け止めてくれるだろう。
 あなたにとっても、相手の人にとっても良い学習の経験となり、そのことによって二人の関係はより近いものとなるだろう。それ以降は練習だ。
 選択理論は使えば使うほど、生活全体に広がっていく。*『警告、、、、、、、、、』13章 338-339p




 現体制下の精神医学は、精神疾患の診断統計マニュアル(DSM|W)が描く精神病は実際に存在し、頭脳に働きかける薬物を使って、安全に成功裏に治療できると主張しているが本書で示した証拠の多くは、それを駁論(ばくろん)するものである。 *『警告、、、、、、、、、』付録B  378p


 

 以上。

大切なキーワードは各章にたくさんありますね。

ぜひ、ここに掲載のものにこだわらず、本書でご確認ください。