~働き盛りで子育てを頑張っているママたちへ2~

前回は、&Buzz(AndBuzz、アンドバズ)というナノインスタグラマーと企業を繋ぐマッチングサイトに登録されているインフルエンサー5名の方の実践例を紹介しながら、自分のやりたいことを仕事にしていくことはできる、ということをお伝えしてきました。
このまま読み進められるように、前回の記事をまとめました。
こちら↓を参考にして下さい。

【前回の記事まとめ】
●子育て中でも自分の夢は叶えることができる!
●「出産」が、自分の第2の人生を考える良いきっかけになる
●インフルエンサーは、自分の強みを活かすはたらき方の一つの選択肢
●「子育て中」であることが武器になる
●自分らしくはたらくことが、家族にとっても良い影響を与える

今回は、私自身について書きたいと思います。

【目次】
1.”失敗?”の連続が”活き活きライフ”に変わった理由
2.失敗の先にあった出会い
3.自分らしく働くために必要な考え方


【1.”失敗?”の連続が”活き活きライフ”に変わった理由】
人生”失敗”だらけの私が、なぜ楽しく活き活き過ごせているのか、
それをお伝えできればなと思います。

では、何が“失敗”だったのか?

それは、高校、大学受験で志望校に行けなかったこと、
さらには、就職後、2年経たずに仕事を辞めたことです。

今振り返ると、志望校に行けなかったことや仕事を辞めたこと自体は、“失敗”でもなんでもなかったと言えるのですが、
当時は希望の学校に行けない=失敗、3年経たずに仕事を辞める=失敗と考えており、
完全に方向性を見失っていました。

志望ではない高校に行った結果・・・
人生でかけがえのない仲間、
そしてパートナー(後にこの人と結婚!)と出会うことができました。

志望ではない大学に行った結果・・・
恩師と出会い、目指したいと思える職業に出会うことができました。

その後、なりたい職業に就くことができ、10年間働くことができました。

今は仕事を辞め、子どもにも恵まれて幸せな日々を送っています。

そして、大学にも通っています。学生として。

「なーんだ、結果ハッピーエンドって話か(つまんなーっ)」という声が聞こえてきそうですが、
私が言いたいのはそんなことではありません。

ここで伝えたいのは、

目指していた道とは違う方向へ進んでも、そこで自分に合うものが見つかる!

ということです。

あえて、”見つかる”と言い切ります。

なぜなら、
(大)人は、前を向いて歩くことができるからです。

身体機能的にというよりは、精神的な側面が強いかもしれませんが、
当時の私には、
(相当落ち込んで寝込んだ後に)「落ち込んでいる時間ってもったいないな。
失敗のままは終わらせない。与えられた環境の中で何かしら得てやる!」
そんな思いもあったと思います。

(大)人生無駄なことなんてないし、その経験をどう活かすかは自分次第
なんですよね。

【2.失敗の先にあった出会い】
私は、4年生大学を卒業した後、福祉専門職として病院で10年間勤務しました。

元々かなり飽きっぽい性格なので、一つの仕事を10年続けられたということが自分でも驚きです。

1.にも書いたように、高校・大学受験で、どちらとも志望校には行けませんでした。
当時は、「不合格」が失敗、挫折であり、
不本意で進んだ先に何があるのだろうと、投げやりになった時期もありました。

高校生の頃、看護大学を目指していた私でしたが、
明確に、”看護師になりたい!”と思っていたわけではありませんでした。

進学先の大学を決めるとき、
『両親が病院に勤めているから、なんとなく自分も病院で働くんだろうな』と
思ってはいたものの、同時に『なんか違うかもしれない』とも思っていました。

高校生のあの時、”看護師”という職業に、本当になりたいと思っていたのかは
今振り返っても微妙なところです。

「私は看護大を目指す!」と決めてからも、
自分の中にはずーっと違和感がありました。

血が苦手、夜はしっかり休みたい(夜勤はしたくない)、なのに看護師に本当になりたいんだろうか?

そもそも、他の選択肢をよく知らなかったというのもあります。
そんな思いでいたこともあり、
机に向かうものの勉強にもあまり身が入らなかったことを覚えています。

看護大の試験が終わり、
「不合格」と知った時、
頭ではいきたいと考えていたので、残念さもありましたが、
”これで看護師にならなくて済む”と、少しホッとしたのを覚えています。

とはいえ、他になりたいものが決まっているわけではない、
かといって、就職という選択も現実的に当時の私には受け入れられなかったので、
後期試験がまだ間に合っていける大学を探しました。

看護大に落ちたことで、気持ちがかなり吹っ切れたところがあったと思います。
人に関わる仕事には就きたいと思っていたので、福祉系の大学に出願を決め、
なんとか無事に大学生になることができました。


当時、福祉のイメージは私にとってあまり良いものではありませんでした。
具体的には、「介護」「重労働かつ低賃金」というような感じで、
やりがいに対価が伴わない職業と思っている側面が強かったように思います。

結果的には、単なる偏見だったことに気づき、
とても奥行きの深い世界だということを知ることができました。

大事なのは、
”なんか違う”と思う、自分の気持ちを大事にしてほしい

ということです。

”なんか違う”というしっくりこない感じを抱えながら、
その気持ちを封じ込めておくと、どうなるか?

感覚が麻痺し、違うという感覚がわからなくなります。
なかには、よく言えば”順応”していく人もいるでしょうが、
たいていは、そのギャップに耐え切れなくなる時がきます。

そうすると、正常な判断ができなくなり、平気で、自分や人を傷つけたり、気づつけても
それに気づけないという事態に陥ります。


大事なのは、その感覚に気づいたとき、何が違うと思うのか、どうすればその気持ちが改善されるか
自分の心の声に耳を傾けることではないかなと個人的には思います。


【3.自分らしく働くために必要な考え方】
志望する大学に落ちたことで、方法転換をし、福祉が魅力的な世界であると知ることができました。
だからこそ、飽き性でも10年間働くことができたのだと思います。

子どもを産んでからは、自分の時間がなくなり
改めて、「自分がしたいことはなにか」をより強く意識するようになりました。

子育てが生きがいというお母さんもたくさんいるでしょう。
それは素晴らしいことだと思います。

でも私はそうではありませんでした。
子どものことは大好きだけれど、四六時中一緒にいるのは、どうしても疲れてしまうのです。
どちらかといえば、子どもとはある程度離れる時間が欲しい、
語弊を恐れずに言えば、
仕事後に会えるくらいがちょうどよいと思っていました。
だからこそ、優しくいられるのだと。


育児、もっと言えば親子の良好な関係づくりは、
 

自己犠牲の上には成り立たない
と思うのです。

だからこそ、仕事を辞めて、自分が心からやりたいと思うことに近づけるような選択をしようと
思ったのです。

難しいなと感じたのは、
子どもが小さくてももちろんやりたいことはできますが、子どもの預け先の問題がありました。
0~2歳までは、「保育に欠ける理由」がどうしても必要で、
働くか、学生になるかの2択しかありませんでした。

何処の自治体を調べても
”休職中の人”は、現在働いていないという理由から、保育園の入園の優先順位が低く
見積もられていました。

個人的には、この仕組みはおかしいと思います。
子どもが預けられないといつまでたっても求職活動は進まないのになんで優先順位が低いのか?

育休中の人(当時の私もそうでしたが・・・)
決まらなければ決まらないで、育休延長だって手もあるのに・・・(もう延長できない場合は別ですが)。

女性だって、子どもが小さくたってやりたいことやっていい。
女性の社会進出を本当に応援したいなら、
そーゆーことで差別しないで、働いてる、働きたいと思っている人を同等に扱ってほしいと思います。

私の場合は、幸いにも保育園に預けることができました。
それは、学生という大義名分ができたからです。

今は、子育ての傍らピチピチの大学生に紛れて大学に通っています。

自分らしく働くために必要なことは、

自分の気持ちに素直になり、自分が幸せでいられる選択をする

ことなのではないかなと思います。

今回は、&Buzzに登録して、自分らしい働き方をされているママさんたちからヒントを頂くことができました。

&Buzzは現時点では評判や評価、感想が書き込める機能はないですが、開発中のようです。
自分らしく働きたいと考えている方は、一度覗いてみてください。


【まとめ】
●”失敗”の先に、出会いがある
●普段しない選択をすることで道が開けることもある
●”なんか違う”という気持ちを大切に
●自分らしく働くには、自分に素直になることが重要
●子どもが小さくても、夢を叶えることはできる