この日は朝から忙しかったです。
麻酔科で全身麻酔について説明を受け、
お昼12:30分からは

「腫瘍栄養血管塞栓術」

を受けました。


これは、
血流豊富な腫瘍が予想される為、
開頭手術前に、腫瘍血管を閉塞させて
血流が低下していたら終了!

手術時の出血をなるべく少なくし、
手術時間の短縮を図る目的で
するらしいです。



開頭手術だけではなく
これもれっきとした手術なので
保険で手術給付金が出る人は
手術名を記入する際に
忘れないように注意です。
保険によるかもなので要チェックです。



手術室の狭いベッドに寝て
とても寒かったのを覚えています。

そして局所麻酔なので
恐怖感100パーセントです。

右足の太もものつけねの動脈から
2mmのカテーテルを
首あたりの血管まで進め
その中に今度は1mmの
細いカテーテルを入れて、
この細いカテーテルから造影剤を注射、
腫瘍の栄養血管か確認後、
閉塞してもいい血管か判断するって。。。

もうね、説明されたけど
私のできものは、大脳付近にあるので
首から大脳?付近まで来ているであろう
カテーテルのまぁなんと
痛いこと痛いこと。。。。。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

自然と涙が出てきて
先生も「痛い?」ってきいてくれて
「痛い、、、、」というのも
必死のパッチでした。


造影剤が注射されると、
ゴールド?の火花みたいなのが見えて、

私の頭の中は花火大会やーー

といった感じでした。

2時間ほどかかったかな?

終わってから足の付け根を止血するのに
先生が手で圧迫してくれるのですが
これがまた結構長くて痛い。


何人かの先生方が「せーの」で
私を別のベッドへ移動させる時に
カテーテルを入れた方の足を
私が曲げようとしてしまい、
みんな一斉に声をそろえて
ダメダメダメ!!!!って(笑)


ベッドに寝かされたまま
部屋に戻る途中、看護師さんに
よく頑張った!!!と言われて
知っている看護師さんの顔を見た瞬間
大泣き。えーんえーんえーん


6時間ほど絶対安静で
もうここからは自分との戦いです。

右足は絶対動かしたらダメ!と
言われていた私は
その夜は腰の痛さと、
寝返りが出来ない辛さで
明日が手術の本番なのにと
何とも言いようのない気持ちで
眠れぬ一夜を過ごしましたチーンチーン