まず このチョコブロ読者であり、ガンダムファンであり、DCプレイヤーの皆さん。

今回は<ジ・O>です。

何故この3つを挙げたのか。

それは前回のチョコブロ記事からの続とも取れるMSだからです。


そう。

物語『Zガンダム』のラスボス的存在。

それが<ジ・O>

パプティマス・シロッコが搭乗する重MS。

気が付く方は、出だしのの一行目からお気付きでしょう。

分からない方は、DCあるいはガンダムに興味がない方でしょう。


何はともあれ、今回はジ・Oです。


尚、入力が面倒なので、以下<ジオ>と記述します。



チョコ女王のドリフトシティ戦記  

シロッコが乗るジオ
グリプス戦役で 痛そうなやられ方しました




ジオっていうのは、天才シロッコが自分専用に開発・製造したMS。

MSと言いつつ、MA(モビルアーマー)かもしれません。

イマイチこのの2つの定義を知らないので、そこはスルー。


シルエットがずんぐりむっくり。

色がイマイチ。

脚がどうなっているのか分からない。

頭が長い。


これがチョコ女王のジオに対するイメージ。

要するに、あんまりかっちょいいとは思っていない訳です。


とは言え、

あのシロッコが自作したMSなもんで、

かなり強そう。

というか、強い。


見た目の話ですが、

形はともかく。この色。

この手のでっかいMSで、明るめの色ってのは珍しい様にも思う。

でっかい=暗い色

の方がしっくりくるのはチョコ女王だけでしょうか。

仮に黒系統であれば、

その些か奇異なシルエットからしても、不気味な存在感が増したように思う。




チョコ女王のドリフトシティ戦記
ちょいと イケメン風に描かれているジオ

右の影が差して暗めの方が イケてるように見えない?




そしてこのジオ。

そもそも、設計から製造までをひとりでやってのける点。

これってかなり稀なのではないでしょうか。

アナハイム社とかジオニック社とかが

大勢で知恵を絞り、完成させたMSを凌駕する性能。


そして斬新な、空前絶後と言っていいかもしれない例のギミック。


隠しウデ


前腰部スカートから出てくる第三第四のウデ。

隠しウデって空前なのは間違いない様に思うのですが、

その後の非宇宙世紀物を含めても、

チョコ女王は見た事がない。

あ・・・

たしかナイチンゲールには隠しウデがあったな・・・

いきなり訂正を入れます。

絶後ではございません。

まぁ。珍しい機能ってのは間違いがないところでしょうか。


その独特のギミック。

<隠しウデ>っていうくらいだから、隠れている訳で。

余人には予想しずらいアクション。

戦闘をトリッキーに、そしてそこから己のベースに嵌めるのでしょうか。

この隠しウデ。

シロッコの遠謀深慮さが設計に反映されたってトコでしょうかね。


純粋な武装の方へ目を移せば―

ライフルサーベルという、ごくごくオーソドックスなモノ。

でもこのライフル。専用であり、かなり高出力。

たしかに形状も他のMSが持っているのとは一味違う。

何から何まで ワンオフって事だね。


そしてライフルを撃っても手が塞がらない。

というか、腕が多い。

それが隠しウデのいいトコロ。

決して接近戦時の、フェイント的用法だけではないはず。

接近戦と遠距離戦の切り替えはボーダレス。

故に無駄な武装は持たないって事でしょうか。


多数の腕。そして高性能なライフル。

この2つが揃えば、ジオは単機でも十二分な戦果を成し得るのです。



チョコ女王のドリフトシティ戦記
斬る! そして撃つ! これぞジオ!

操縦者には 千手観音操縦が求められる事だろう




チョコ女王が唱えるグリプス戦役ベストバウトのひとつは、

シロッコ vs クワトロ vs ハマーン 戦

なのですが、

終盤のコロニーレーザー内のアレね。

その戦闘以外でも、キュベレイと遜色ない存在感を放つジオ。

あちとらファンネル持っているのにね。


ジオってのは、見かけはちょい風変りな重MSですが、

単にシロッコ専用って事でなく、

それはすなわち、ニュータイプ専用機でもある訳です。

ニュータイプ専用機ってのは数あれど、

一個人専用のニュータイプ専用機って、わりと少ない。

しかもそれを自分でイチから作ったという、

おそらくパイロットとMSとのマッチングは、最高なはず。


そんな最高マッチングMSは、劇中でもパイロットのキャラクター性を如実に発揮。

レーザー内で三つ巴戦している時に、

ちゃっかり、レーザーの信管みたいのに隠れて待ち伏せとかね。

漁夫の利ってのは、あまりいい言葉ではないかもしれないけど、

機を窺てのは、シロッコのキャラクターでとても大きな要素って感じはします。

歴史の見届け人を自称するシロッコ。

やっぱ観察眼が優れてるって感じあるもんね。



チョコ女王の日々是不毛
勝機は待つべし

背中は熱い




が、しかし。

先述のベストバウトの戦いよりも印象的なジオのシーンといえば、

やはり撃墜シーンでしょうか。

撃墜シーンって言うのは、

名前を与えられたキャラクターであれば、全て印象的ではあるのですが、

何せジオの撃墜は、ガンダムシリーズの中でも屈指の痛そうな撃墜でした。


ウェイブライダーが腹部に突っ込んできて、

そのままシロッコをも押しつぶすってヤツです。

あんなにクールなシロッコが、最後は絶叫して死を迎えるとは・・・


Zガンダムの、俺の身体をみんなに貸すぞ攻撃の為、

ジオが動かなくなったのか、シロッコの身体が言う事をきかなくなったのか。

とにかくジオは金縛り状態になるわけです。

そこへウェイブライダーが突っ込んできた訳です。


自分の理想を貫徹する為、他人を散々利用しまくって来たシロッコ。

最期はカミーユの、みんなの想いぶつける攻撃に散った訳です。

皮肉だね。


なんかの報いっていいう見立てが正しいのかな。


TVシリーズと新訳Z劇場版とでは、

カミーユがシロッコへ放つ最期の言葉が異なりますが、

ここからいなくなれぇぇぇぇッ!

と、

女たちの所へもどるんだぁぁぁぁッ!

だった記憶しておりますが、


とにもかくにも、現世にいちゃいけないよって事ですかね。



チョコ女王の日々是不毛
おなかに刺さるのを待つだけになったジオ

先生。おなか痛いので早退します。



チョコ女王の日々是不毛
どれくらい痛いかって?

これくらい痛い




最期は孤独に散ってしまったジオ。

しかし、考えてみると、自作MSのジオ。

誰のアイデアも拝借せず、誰の手も借りずに作る。それが自作MS。

生まれた時から、ある意味では孤独なのです。

孤独が故に、何ものにも縛られぬ構造と、機能を持つに至ったと思うのです。

しかしながら、ガンダムの世界では、

やっぱみんなで解り合わないとね!

ってのが根底に流れるテーマであるので、

孤独な天才が操るMSの結末は、孤独にして悲惨なものであると決まっていたのやも。

ましてや、自分の才能を、他人を利用し自分の独善に費やすシロッコであれば、

なおさらであると言いたいのです。




シロッコのシロッコによるシロッコの為のMS


 PMX-003   ジ・O


でした。




墜ちろ! 蚊トンボッ!!