ストックホルムに戻ってきて二日目。

この日がスウェーデンでゆっくりできる最後の一日となりました。

ようやくストックホルムでも晴れをみる事が出来たこの日はシェップスホルメン橋リベンジから始まりました。





やはり天気がいいと景色が変わってきます。傘もいらないので邪魔するものはありません。

昨日行ったガムラ・スタンも晴れだと一段と美しいです。

なんだかキキが飛んできそうな風景ですね。

下の写真はガムラ・スタンではないのですが、こちらの景色もお気に入り。

時が止まってるような感覚が幸せです。


一通り景色を堪能して市庁舎へ向かいます。徒歩で。

市庁舎は今日本で話題のノーベル賞晩餐会が行われる所。

ツアーで見学出来ますが、私たちの目的はそちらではなく、塔へ登り景色を見るために向かいました。




こちらが塔から見える景色。

よくストックホルムを紹介する時はだいたいこの景色から始まるのではないかと言うぐらい有名な景色。丁度太陽が隠れているので影なのが少し残念ですが。


実はこの塔、登るのは全て階段で(一応エレベーターはあるけれど使わない趣旨らしい)しかも螺旋階段みたいにひたすら同じ景色(途中から外が見えない)ので同じ所をずっと回っている感覚でした。絶対この先は二次元へ行けるって信じていた私です←

それとこの塔、私の鼻ではチーズの香りがずっとしてました。そして暖かい。


登るのが大変だった分、外に出た感動は倍増なんですよね。

辺り一面中世と現代が混ざった景色は日本とは違った美しさと可愛さがあります。



これは登ってみる価値ありです。

360度当たり前ですが色んな街並みが見れてずっと回っても飽きません。

明日にはこの街を起たないと行けないのが惜しいくらい。

しっかり目に焼き付けました。


市庁舎を後にしてホテル周辺に戻り、画材屋さんやブラシ屋さんに行った後ヒュートリエットの市場へ行きました。


これは別名蚕の市と言いまして週末になると野菜やお花だけでなく、食器や食べる所等たくさんのお店が並ぶマルシェです。

毎日市場はあるのだけど週末になる毎に賑やかになるみたいです。

この日は金曜だったので中ぐらいの賑やかさでした。




ずっと欧州鉄道の旅とかで見てたマルシェを目の前で見る事が出来て本当に嬉しい!

この時期はベリー系ときのこが豊富でした。色合いも可愛い。

一番向こうのきのこは日本で見た事がない品種ですが、スウェーデンではメジャーな様です。

アボカドがめっちゃ安くて買いたかった…日本よりも安い。


お花も色んな種類がありました。

スウェーデンは寒いのに紫陽花やヒマワリが多いんですよね。品種の違いでしょうか。

すごく可愛くて持って帰れないのが残念でした。

おしゃれなおじいさんとおばあさんが選んでいるのを見ていると映画のワンシーンが再現されているみたいです。

非日常な時間が目の前を流れていると不思議。自分も参加しているのが嘘みたいです。


市場はこのくらいにして、近くの本屋さんで絵本を買いました。

絵本、大好きなんですよね。スウェーデン語のある本なんてこの先買えないかもしれないし記念に買いました。


丁度市場がホテルのすぐ側だったのでトイレ件荷物置きに戻ったりしながら初めてのトラム。

いわゆる路面電車です。





魔女の宅急便では確か赤でしたが、ストックホルムでは青色。

日本でも路面電車は走っているはずなのに、オシャレに見えるのは何故?


この電車に乗って生まれて初めて湖を出発した船が14分で沈没したというアナさんもびっくりなヴァーサ号博物館へ行きました。

しかもここ、ちゃんと日本語の説明があるんですよ。

ちょっと接続詞が謎の部分もあるけれど。


行く前はでかい、すごい、豪華な船だったので行ってみたいなと思っていたんですが、某ホラー系博物館(ゴッドランドのあれ)のお陰で見ると恐怖を感じました。

歴史は人が思っているより…重い。




写真可なので撮ってはいるんですが、やはり載せる気にはならなかったので、簡単日本語の説明だけ。

あとこの博物館にもリアルなあれがあります。もうそれはいいってば。


船を見た次はお昼ごはん。

今日は久しぶりにお昼を食べます。

もう一度トラムに乗り終着駅まで行きました。


つづきます。