前回までのあらすじ。

旅行のお話を書こうと思ったら行くまでに終わってしまいましたとさ。

めでたし、めでたし。

…というのは冗談でようやく旅行のお話です。


スウェーデンまでは関西空港からヘルシンキ経由で出発したのですが、大阪までは前日の夜から船に乗って行くといういかにも旅!とテンションが上がります。

船旅はよく忍たまにはまっていた頃使っていた思い出深い乗り物。

デッキや二段ベッドを見て更にテンションが上がりこれから尼崎に行くみたいだと違う気分で盛り上がってました(笑)

一人旅も大好きです。


さてそんな変なテンションも合わさって(ないっつーの)目が覚めたり寝たりの繰り返し。

5時前ぐらいに一度目が覚め、そろそろ神戸辺りの頃。

もしかしたら外は綺麗なんじゃないかな~と思い外に出てみる事にしました。



まさに夜明け前には。

明るくなり始めた空に残る群青色と月がとても綺麗です。

写真にはありませんが、神戸の街の光と合わさって海から見る街も中々贅沢な物でした。


それから数時間後大阪港に到着し、関西空港までは高速バスで移動しました。

住吉公園や堺駅周辺、更には岸和田カンカンと大学時代の思い出が詰まった景色に懐かしさに胸が詰まります。既に(笑)

そういえば岸和田の海の中にはなんか得体の知れない物と目が合うらしい。

そしてその後じんしましんがひどかったとか…。今でも謎です。


一人大阪の地に思いを馳せていると関空が見えてきました。

あの橋を越えて空港へ行く感じがとても好きです。


ターミナルに到着し外国通貨の両替やチェックイン、手荷物検査等をしてようやくスタンプを押してもらいいよいよ飛行機に乗ります。




窓側だったのですが、丁度羽部分で半分外はグレーですが、時間が近づく旅に胸が高鳴ります。

よく分からない英語の挨拶と目の前にある画面から流れるシュールな避難映像を見ている内にいつの間にか飛行機は走り出しています。


大阪の景色を横にいよいよ離陸!

天気がいいので大阪周辺の街並みが小さくなっていくのがよく見えます。

飛行機が高く登る度に私のテンションも上がります。


富士山も見る事が出来、丁度モニターでMTFujiとありそれを堂々とミスターフジと言い放ったのは私です。

旦那さん大爆笑。

どっちも富士”さん”ですが…。


飛行機が日本を離れた頃初めての機内食。

フィンランドの航空会社だけあって紙ナプキンがマリメッコ柄。可愛い。

ちょっとお米の味が違和感でしたが、完食した頃飛行機はロシアに入りました。


後は到着まで自由時間。

不運な事に私の席にイヤホンが…ない。


まあ私には3DSや本やipod達がいるから別になくても平気だしとまず3DSで時間つぶし。

まさかの戦国無双で和を楽しむ事2時間くらい。


現在の位置:ロシア 3分の1目くらい


な、なんのまだ私には小説が残っているさ。ってこの小説字数短っ!司馬遼太郎ぐらいにしておけばよかった…まあページ数は少なくないしと半分くらい読んだ頃水分補給。


現在の位置:ロシア 半分くらい


トイレ休憩したり、うたた寝したり残りの本を読み終えた頃再び水分補給。


現在の位置:ロシア あとちょっと


ロシアでがすぎ\(^o^)/


ちょwどれだけロシア広いんだよ。何時間ロシアと浪漫飛行しなきゃいけないの?これは何?何かの呪い?

飛行時間の9割ぐらいをロシアの上だったんで全く進んでいる気がしなくてかなり辛かったです。

モニターでヘルシンキが出てきた喜びときたら!


予報では雨だったヘルシンキも晴れ時々曇りに変わり地上に降りれる喜びと予報がはずれた嬉しさ、そして初めての外国にドキドキしながら久しぶりの地上。

ヘルシンキはお昼3時ですが、現在日本;午後10時

夜のテンションでもティータイムという変なテンションでヘルシンキからストックホルムへ。


手荷物検査の時英語の質問を上手く答えられず早速挫折OTL

更に飛行機まで行くバスに乗るとき現地のスタッフに爆笑されながらたたかれる始末。

恐らく子供と間違えられ…ゲフンゲフン


体は眠くなり始めているのにまだ外は明るいちょっと疲れた体でもう一度飛行機に乗りストックホルムを目指します。

1時間ほどの飛行機だったので後ろ2列だけ飲み物もらえず…(席:後ろから2番目)

さようなら水。


明るかった空も次第に雲が増え始め再び地上が見えた頃には雨が降り始めました。

ヘルシンキまではいい天気だったのにまさかのメインの国が最初っからクライマックスだなんてそんな歓迎いいですから!


ヘルシンキと時差があるストックホルムは出発時間が到着時間が同じというタイムトリップみたいな不思議な感覚でしたがそれ以上の雨が降りなんだか嫌な予感…。


つづく。


そしてアメーバも画像乗せるの限界あるのね~。