2017/5/19(金)
有休を取って1人で乳腺外科受診。
既に何度も医師と顔を合わせてる為、特に緊張する事もなく、「おはようございまーす。お願いしまーす。」なんて呑気に診察室に入り、
医師から座るように促される。
ちょっとチャラけた感じに「どうでした?
」なんて聞いてみたら…
「検査の結果、『ガンの可能性が否定出来ない』って言われたから、早いうちに取ってしまおう!」との回答が!!
え!?私がガン??嘘やろ…
もう絶句状態…
よく『頭が真っ白』とか聞くけど、まさにそれ。
でも医師は伝える事は伝えないといけないから、淡々と「可能性がある時点ですぐに取った方がいい。早くて6/2が空いてるから6/1から入院して6/2に手術で翌日退院の2泊3日予定で。」
あまりに早い展開に頭がついて行かず、
こんなに急ぐって事は進行の早いものなのか?なんて無知の私はこの上ない不安にかられ、医師の提案を快諾した。
何処かで他人事くらいに思ってたから、
混乱して泣きたくもないのに勝手に涙が出て止まらなかった
医師も看護師さんも「大丈夫?」と心配してくれたけど
「ビックリしすぎて…
」と、もういい年齢なのにも関わらずワンワン泣いてしまった。
受けた説明すら飛んでしまうくらい…
「じゃ、その日程で進めるから月曜か火曜に入院、手術と今後の治療について話したいから家族と一緒に来て。どっちが都合がいい?」
土日が休みの仕事で金曜も休んでいきなり月曜休みますって迷惑な話よね…と考えながら
「じゃ、火曜で」と伝え、予約を入れてもらう。
「この後、時間ある?」の問いに
「大丈夫ですけど?」と返答すると、いきなり術前検査を受ける事に
検査の手配をしてもらってる間も待合室で涙が止まらず…
そんな時に限ってバッグの中にティッシュもハンカチも入ってないとゆー始末…
体質なのか私の場合、涙と鼻水がセットで流れる
急いで近くのトイレに駆け込み鼻をかみ、
ついでにトイレも済ませたところで看護師さんに「今から採血と採尿行って下さい」と!!
顔を赤らめながら「もう出ません…」と伝えると「最後でも大丈夫ですよ」って。
よかった~
検査の棟に移動し受付済ませて待っている間、
姉にメールで火曜の事を連絡。
シフト制の休みの為、月曜は元々休みだから火曜休むのは難しいとの回答…
一通り検査を終え、会計の前に乳腺外科の受付に行き、予約を月曜に変更してもらえないか懇願。
受付の方が主治医に聞いてくれて、午後でもいいなら…って事で月曜に決定
車での帰り道、1人でワンワン泣きじゃくった。
小さい子どもみたいに嗚咽を上げながら泣きじゃくった。
こんなに大泣きしたのはいつぶりだろう…
何となく家族に顔を合わせづらく、近くのディスカウントストアの駐車場で一通り泣いた後、職場の上司宛てに電話を入れた。
「気丈に。冷静に。」
なんて、自分に言い聞かせたもんの、これからの事もあるので、経緯と詳細を話した。
会話の支離滅裂さと途中で堪えきれず泣いてしまった事で動揺を感じ取ってくれたのか「仕事の心配はしなくていいですから治療の方を優先させて下さい」と言ってくれた。
急なお願いにも関わらず、受け入れてくれた上司に感謝
それからまったく無知の私がネットでガンについて調べまくり、一喜一憂する日々を送ったのは言うまでもない…
つづく。