他己評価が全てだった私。

このブログのテーマ「繊細さんがゆく」は、お豆腐メンタルの私のことです。

人目を気にし、人からの評価に一喜一憂し、人の意見に揺れ、常識から外れた発言や行動にははっていないか、と、振り返ると綱渡りを渡るような人生を過ごしてきたように感じています。



「幸せとは?」疑問を感じた40歳前。

そして40歳を手前にしたある時に、こう思います。

「幸せって、なんなの⁇」

一度そう思い初めてからは、仕事や家庭、人間関係など色んなことに対して、

「このままで本当にいいのか」

と思うことがブクブクと膨れ上がっていきました。

私たちは良い夫婦なのか? 私は部下にとっていい上司なのか?会社は私をきちんと評価してくれているのか?毎日、同じように仕事に行って変わり映えない日常を過ごしているが、これって幸せといえるのか?充実感を感じていないがこれでいいのか?

兎に角、毎日が悶々としていました。

「知覚動考」(ともかくうごこう)。

人一倍悩みが多いことだけは自負していた私。

そんな悩みが蓄積していた時、ある上司から教えられた言葉を思い出しました。

「知覚動考」(ちかくどうこう)

仏教用語だそうですが、「ともかくうごこう」とも読めます。

意味は、知って覚えて動いて考える、という一つの人の成長プロセスですが、知って覚えてばかりで、動かない限りは何も変わらない、という意味でもあります。

悩んだり考える前に、とりあえずやってみれば?という上司からの激励の言葉だったと記憶しています。

私は、持っている悩みに一定の答えが出ないと全く動けない人間でした。

しかし、この言葉を思い出し、とりあえず何でもいいからと、大好きなYouTubeで、「人生つらい」とか「生きる意味」とか「幸せとは」など、夜な夜なネットサーフィンをするようになったことが、人生激変の第一歩でした。

環境が人を変える。

環境が人を変える」

当たり前すぎて、あまり刺さらない言葉でしたが、身をもって実感できた今、色んな人に伝えたい言葉になりました。

ネットサーフィンをし始めてから、

・同じ悩みを発信している人を知った

   ↓

・同じ悩みについて持って集まる勉強会があると知った

   ↓

・参加して、社内以外の社会人や経営者と交流するようになった

   ↓

・刺激をうけたり勉強して、思考や行動が少しずつ変わっていった

   ↓

60歳、70歳になってもチャレンジし続けている人とも関わりができた

   ↓

・自分もまだまだチャレンジできると感じた

   ↓

・転職のきっかけになった(今の職場で頑張るという選択肢以外も考えられるようになった)

   ↓

・住む場所、関わる人がガラリと変わり、数年前と全く違う自分になっていた

やるから、わかる。

動き出す前までは、

 時間がない、お金がない、難しそう、恥ずかしい、失敗したらいやだ、もう遅いのでは、

など、動かない理由ばかりを考えていました。

頭では分かっているけれど、気持ちがといつも二の足を踏んでいました。

ただ、最近やっと分かってきたことが2つあって「分かってからやる」よりも「やれば分かる」ことの方が大切ということ。

やってみて失敗しても、何とかなってしまう、ということ。

です。

人に迷惑をかけること(犯罪や迷惑行為など)でなければ、とりあえずやってみるようになりました。

アラフィフ世代になった私は、人生の残り時間のことを、今までより考えるようになりました。

一度きりの人生。後悔なんてしたくない。

色んなことにチャレンジし続けて、ワクワクをもっと増やしたいと思います。

お読み頂き、ありがとうございました。