こんにちは。
世界中の人達と友達になりたい
ショコです爆  笑
 
 
 
 
 
 
『この機会を逃したら
こもおふたりのコラボを
見ることはできないかもしれない!』
 
と思い、
 
 
 
 
 
YUKOさんと堀内佳美さん
おふたりによるコラボイベント:
 
『視覚を使わない世界』
親子体験イベントに週末参加してきました。
 
 
 
 
 
 
YUKOさんは、
娘さんの視覚障がいをきっかけに、

視覚障がい者の世界を伝える活動:

【∞Infinity∞】プロジェクトを始め、

 

 

精力的に視覚障がい者と繋がり、

グローバルにシンガポールを拠点に

啓蒙活動を広げていらっしゃいます。

 

 
 
 
 
そう!
 
 
 
今回も
シンガポールからバンコクへ来て
このようなイベントを企画するという
パワフルさ!!行動力!!をも
併せ持つ方で
 
 
 
バンコクにいるこの機会に
是非お会いしたい!と思いました爆笑
 
 
 
 
 
堀内佳美さんは、
デコクラフトスタジオでの
仕事力アップ委員会に入っている時に
知りました。
 
 
 
タイで2010年に
アークどこでも本読み隊という

団体を立ち上げ、

 
 

 

読書が身近でないタイの子供たちに

本の素晴らしさ、

言葉を学ぶ楽しさを伝えたい。

 

 

と、

タイ・チェンマイを拠点に

活動をしている

全盲の日本人女性です。

 

 
 

 

今までどうしても機会が合わず

会えなかったので、

今回こそは会いたい!

と思い、参加してきました。

 

 

 

 

 

 

左側がYUKOさん。右側が佳美さん。
 
 
 
 
 
今回のイベントは
前半と後半の2部制でした。
 
---------------
◆前半:
YUKOさん×佳美さんによるトーク
 
◆後半:
実際に親子で視覚のない世界の体験
---------------

 

 
 
 
 
前半のおふたりでのトークでは、
  • タイの盲学校の紹介
  • タイ国内で視覚障がいの体験が出来る場所の紹介
  • 1日の生活の流れ(全盲の娘さんと佳美さんの毎日)
  • スマホの使い方
  • 視覚障がいの人への説明の仕方など
 
 
 
『視覚を使わない世界はどんなものか?』
を色んな角度から話してくれました。
 
 
 
どれも知らないことだらけで、
驚きました。
 
 
 
その中でも印象に残ったのは、
空間の認識感覚
視覚のある/なしで
違うんだということでした。
 
 
 
 
 
image
 
 
 
 
どこか新しいところに連れて行かれ
その場所がぎゅうぎゅうした
狭い空間だったらどう感じますか?
 
 
 
閉所恐怖症の方は
もちろん耐えられないかもしれませんが、
伸び伸びできず窮屈な感じがして
好まない方が多いかと思います。
 
 
 
でも、
視覚障がいがある方は
狭く区切られた空間の方が
居心地がいいそうです。
 
 
 
 
それは、
壁がすぐあるところのほうが
落ち着くからだそうです。
 
 
 
 
 
どういう事かと言うと、
 
 
 
まず初めての場所へ行った時に
一定の方向に壁づたえで回り
空間の広さを認識し、
 
 
どんな場所にいるのかを
確認するそうです。
 
 
その時に、
側に壁があることで
とても安心できるとおっしゃっていました。
 
 
 
ちょっと待っていて
もらいたい時も、
 
セミのように止まり木となる
壁などに触れてもらいながら待ってもらえるようにすると、落ち着くとおっしゃっていました。
 
 
 


これは後半の体験部分で
目隠しをした状態で移動した時に
その『安心感』が少し分かった気がしました。






何も触れていないと
本当に不安になったので、
 
 
 
 
当たり前に感じている空間も
全く違く感じていたりするんだ。
ということにハッとしました。
 
 
 
 
 
 
 


 
後半は、
親子での視覚のない世界の体験
  • 点字を書く
  • 目隠しをして物の判別
  • 目隠しをして移動(白杖や人の助けを借りて)
 
の3つを体験しました。
 
 
 
 
 
私はここで
 
視覚のない世界でも
住む国が違うだけでこんなにも
物事が違うのかというのに
衝撃を受けました
 
 
 
 
 
これは日本語も英語もタイ語も
聞けて、話せて、書けて、
 
 
インドやタイや日本に住んだ経験のある
佳美さんだから伝えられることだと
思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 

点字を書くのにも
日本語、英語、タイ語で使う道具も
文字の構成も同じで、
 
 
1つの文字に対して
タテ3点・ヨコ2点の6点で
文字を表します。
 
 
 


日本語を点字で表す場合は、
漢字・ひらがな・カタカナと言った
区別はなく、全て音のみ。

日本語は、子音と母音の組み合わせで
文字が出来ているおっしゃってました。


音のみなので、
『分かち書き』と言って
語の区切りごとにスペースを空けて
内容の誤解がないように書き表す



工夫をしながら文を書くことを
されているそうです。
 
 




英語を点字で表す場合は、
アルファベットの25文字と
短縮系の言葉(and, forなど)がいくつか
あるそうです。
短縮形の文字があるのが英語っぽいですよね
 
 
  

タイ語を点字で表す場合は、
子音と母音とトーンを組み合わせた
言語なので、


点字にした時も
この3つの要素を組み合わせた文字
になっているので、

この中で1番文字を覚えるのに
難しいと言っていました。
 
 
 
 




そんな説明を受けながら、
点字体験を初めてしました。
 
 
 
これが私が初めて点字した文字!一箇所失敗してしまいました。
 
 
 
 
これを見て、
日本語の『ー』文字が、
点字でも同じ形だったり、
 
 
『ト』と『T』が同じだったり
『あ』と『A』が同じだったり、
 
 
色々と似ている点などがあるのが
分かり、それがとっても面白かった!
 
 
 



『急に熱い告白文
  載せてどうしたの!?』




と、思われたかも知れませんが、
実在するトーマスって方が好きって
訳ではありませんよてへぺろ
さすがにここで告白の手紙載せません(笑)







それだけでなく、
読む目的だけの文字だけでなく、
『飾り文字』って言うのがあるのを
教えてもらって
 
 
 
 
これがなんとも可愛らしい♡
 
 
 
 
分かります??
どこにその『飾り文字』なのか?
 
 
 
 
 
 
 

お魚を点字で絵を描き、
その隣に波まで描いた
お絵かき感覚の文字があり、



そんな飾り文字を描いて
遊んだりもするそうですラブ
 
 
 

視覚関係なく、
『楽しみたい』って気持ちは同じだな~
なんて思えました。
 
 
 


 
 
 
 
 


物の判別の部分でも
国によって違うことがあり、
同じようにカルチャーショック受けたり
驚いたりしてるんだなって思いました!



例えば、
シャンプーとコンディショナー!




日本の場合、
シャンプーのボトルの横だけに
凹凸が出来ていますよね?




その凹凸があるのが、
シャンプーと言う目印に
日本でなってます。






けれど、
タイのシャンプーには
そんな凹凸がないんですよ!








 
 
 
じゃあどこで見分けるか?
と言うと、




容器に付いてるキャップが
上か下かの違いで見分けが
付くようになってるんです!


 

 
シャンプーの場合は、
ポンプ式のものとキャップが上になる
2つのものがあって、



コンディショナーの場合は、
キャップが下で安定して置けるように
なっていて、




これで視覚障がいのある方が
区別出来るように
規格が統一されてることを
知りました。




 

世界中どこもが
グローバルスタンダードで
同じ規格になってる訳ではなく、



国によって違うことが
視覚のない世界でも起きている
片鱗に触れ、




住む国が変われば
みんなその【違い】を
感じながら生活しているんだ!





視覚のある世界も
視覚のない世界も
住む国が変われば同じように
戸惑うことがあるんだって事が知れ





分からなかった視覚のない世界が、
少し身近に感じれる機会になりました。











こんな貴重な機会を作ってくれた
YUKOさん、佳美さん、
デコクラフトのひろみさん、
ありがとうございました。













それではまたっ







ショコ