街は赤から白に変わった



12月の聖なる夜に


貴方は


真実を明かした


明るみに出たその話題は


私を


奈落の底へと


突き落とした







「別れよう」










耳を疑った


あんなに幸せだった


束の間だった




貴方の右側は


私が一番相応しいって


信じていたんだよ




一生涯


この人と


一緒に居たい


支えてあげたい


こんな気持ちは


初めてだった





素敵な経験をくれて


ありがとう






出会ってくれて


ありがとう





愛していたよ









さようなら――――・・・






私の涙が


星と共に


輝いた。




街が紅く染まっている




貴方は急に


余所余所しくなったね



私が幾度となく


笑い掛けても


こっちに目を向けないね




私が悪いのかな?




凄く悩んだ



貴方は


辛そうに微笑んで


静かに


私の手を握った




貴方が


本当に笑ってくれるのは


いつなの?


私と居ると


詰まらないのかな


悩みに悩んだよ




やっぱり貴方は


無理して笑う


声を出さずに


静かに微笑む


その表情は


私の心を酷く


傷つける






眩しいな


ぎらぎら照らせる太陽


でも


貴方の方が


眩しいな


陽に当たると


暑くなる。


貴方に触れると


熱くなる。


顔が火照って


貴方の表情が


まともに見れないよ




この青く澄み渡った風景が


途轍もなく


素敵に見えるのは


貴方と見ているから?



地平線に沿ったあの雲が


微笑ましく見えるのは


貴方と居るから?



貴方と居ると


何もかもが錯覚





この時気付いていたならば


私は


今頃


苦しまなくて


済んだのに



手を繋いだ



貴方の温度が迸る



色んな事を


考えた


この先何が


あるのかな


もっともっと


幸せな事なんて


あるのかな



この人といれば


何となく


暇って言えなく


なるんだろうな




ピンクの森で


交わした唇



この手が


いつまでも


ほどけませんように



だいじょうぶ


私はガマンできるから


だいじょうぶ


何も見なかったことにするから


だいじょうぶ


だいじょうぶ


私が被さる


貴方が傷つかないように


何度でも身体を張るから


何をされても


だいじょうぶ


私は


だいじょうぶだから


自分のことだけ


気にしてれば良かったんだよ


そうすれば


私に殺されずに


済んだのにね


だいじょうぶ


貴方が二度と苦しまないように


私が守ってあげたの


貴方の命


私が預かっておくね





月光照らせぬ影の民

闇の愛こそ怖かれ

静かに消え入る

月の刻

声を出せじと躊躇い

瞳に映らぬ景色さえ

鮮やか

離れて行くのも

気付かぬ儘に

眠りの唄

夢見を与え

去って行く

耳にも届かぬ

手さえ出せぬ

悔いは承知

悲惨な表情で


明るみは

別れを告げる

紡ぎ目


追い求めていた

永遠の愛を

貴方は飛び交う

瞬く刹那の輝き

欺く事で

深まる傷は

背いた首に突き刺さる

貴方の愛は解せない

その行動の裏には

私を護る術

一問一答

解せた頃には

絆は粉砕

愛の消滅

掴めぬ物こそ

貴方にあれ