食品屋仁左衛門

食品屋仁左衛門

輸入食品や輸入菓子を中心に輸入食品店で購入できる商品のレビューを書いていきたいと思います。
またカフェに出没した時にはそのお店のメニューもアップしていきます。

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以前から気になっていたラーメン屋に行って来ました。
京都には星の数ほどラーメン屋があるんですが、名前のないラーメン屋はこの店だけでしょう...
「高倉二条」や「和醸良麺 すがり」といった人気店と同じ系列ということで、期待して平日昼間に行ってみました。
場所は三条高瀬川を少し上がったところで、看板も無いので分かりづらいんですがかの有名なタルト屋、キルフェボンの次の通りにあります。
店内はガランとしていて、エントランスからカウンターテーブルまでは距離があり、途中で自販機で食券を購入するタイプのお店。

テーブルはコンクリートで作られた長いカウンターテーブルがあり、テーブルの上には調味料や水のピッチャーなども置かれておらずこちらもガラン。
お箸や調味料などは机の下の引き出しに入っており、自分で取り出す方式。水は出されたコップにウォーターサーバーから自分で汲みに行きます。

さて肝心のラーメンですが、鳥そばの大盛りに鳥を増してみましたが、それで1200円!!ラーメンって高価である。
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万願寺とうがらしやキャベツなどと、炭焼き地鶏(その場で炙ってくれる)、そして全粒粉麺と魚介豚骨のスープでした。
麺は全粒粉麺とゆず麺が選べましたが今回はデフォ的な全粒粉麺で。そばの様な見た目と歯応えの麺は他の系列店と同じです。
炭焼き地鶏は地鶏の旨味とコクがあり、増しで注文して正解!そしてスープは高倉二条に比べて濃厚でドロリとした豚骨スープで、魚介味も濃いんですが、酸味は高倉二条より少なく感じました。私的には酸味が少ない方が好みなので、高倉二条より好みという事になります。
総合的にはオシャレさが先行するだけのお店ではなく、系列店同様キチンとしたコンセプトがあるお店で好きな人なら雰囲気を味わえると思います。
ラーメンは好みもあると思いますが、私的には特別感はありませんでした。「つけ麺や ろぉじ」がが閉店して、こちらになったという考え方が出来るかもしれません。
ただ店のガランとしている感じはラーメン屋としては珍しいので良いかと思います。

しかしながら、今回の目的はもう一つあります。このお店の椅子が素晴らしいんです...京都の炭山というところにある「朝倉木工」という家具の職人夫婦が納めた椅子で、座り心地は最高&軽くてもしっかりした座り心地があり、安定感もある。そして店内のガランとした雰囲気にマッチするデザインは最高でした。ラーメンだけでなく、内装や音楽(マランツのアンプだとか)にもこだわりがある味のあるお店でした。こういったカフェやバーの様な要素も楽しめるラーメン屋が増えてきたのは喜ばしい事ではないでしょうか。