汚れのない、ピュアで自然体な人。
そんな人、絶対にいない。
どんな人にも、必ず「裏」がある。
腹黒さを持っているはず。
そんな、絵に描いたような「出来た女性」
嘘だと思っていた。
そして、そんな女性は嫌いだった。
そう思ったのは私だけではありませんでした。
大物俳優との熱愛報道後、
同じ様に彼女の「腹黒さ」を探ったある記者がいました。
しかし、どこをどう調べても、
彼女の「腹黒さ」は全く出て来なかったそうです。
むしろ、出てくるのは良い評価ばかり。
あ、この人は、本当に素晴らしい人なんだな。
そう締めくくったある記事を読んだ事がありました。
それ以来、私も彼女の純粋で真っすぐな、
少女の様なピュアさを「素敵だな」と思える様になりました。
本当は、心のどこかでみんな彼女のようにありたいと思っている。
しかし、いろんな波にもまれていくうちに、
いつしか忘れてしまうんですよね。
自分にもあったはずのピュアさを、自然に出せてる彼女が、
なんとなく羨ましくもあり、
それが「僻み」となってしまっていたんだと思います。
そして、改めて彼女のその素晴らしいピュアさを思い知りました。
今、宇宙の流れが「個」に向かっていると言われます。
そんな時代に、もう一度「自分らしくある」という事。
波にもまれても、貫く強さ。
純粋な自分こそ、自分らしさなんだと思いました。
そして、ピュアな心こそ『愛』なんだと思います。
小林麻央さんから私が学んだ事。
それは、「ピュアになる」事でした。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
こころ