脂質異常症とは、
悪玉コレステロールが高い LDL160㎎/dl以上
善玉コレステロールが低い HDL40㎎/dl以下
中性脂肪が多い TG150mg/dl以上
を満たす病気である。
脂質異常症には症状はないが、脂質異常症=動脈硬化が進むということ。
脂質が血管に傷をつけているから。
動脈硬化があるということは、体内に血栓ができやすく、脳梗塞、心筋梗塞など命にかかわる病気を引き起こす。
コレステロールは食事の影響を受けないが、中性脂肪は食後3~6時間かけて上昇するため
採血前は食事をしてはいけない。
脂質異常症は、それだけで発症するもの(原発性)と、他の病気に付随して生じるもの(続発性)がある。
続発性脂質異常症は、
甲状腺機能低下症
副腎皮質ホルモン分泌異常症(炎症の抑制など)
糖尿病
腎臓病
肝臓病
副腎皮質ステロイドホルモン治療
経口避妊薬
などと併せて生じる。
糖尿病や甲状腺機能低下症の患者が、脂質異常症を発症することもある。
薬剤治療はクレストール、リバロ、アトルバスタチンなどで血中の脂質を抑える。
しかし、それが効かず脂質量が高くなり動脈硬化の危険があるときは
バイアスピリンを内服して血栓予防に努めることもある。