寺島浴場の怪人を終えて | チョコ☆コロネのモヤモヤブログ

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こんにちわ。いちろうです。

 

寺島浴場の怪人が10月11日で千秋楽を迎え無事に終了しました。

期間としては9月30日~10月11日までの全8公演。

 

音楽の提供としてこの作品に携わることができ、この1か月間は、

ずっと寺島浴場の怪人のことを考えていました。

 

それが終わってしまったので寂しい気持ちと切ない気持ちが

交錯しております。

 

銭湯という場所を舞台に行われた寺島浴場の怪人。

 

ことの始まりは、緑川さんからメールにて曲についての連絡があり、近くの店で打ち合わせをさせていただき、音楽として作品に参加することになりました。

 

この時は、自分にできるのだろうか?との気持ちでいっぱいでした。

しかしながら、緑川さんと話をさせてきただくにつれ、作品のテーマや風景を理解して、自分なりの作品を作ろうと思ってやりました。

 

9月11日から公演の稽古が始まり、途中の稽古に何回かお邪魔させていただき、稽古中にもかかわらず俳優の皆さん、脚本家の緑川さんといろいろとお話させていただきました。

 

9月29日にゲネプロ、10月8日の本番はバンドメンバーとも

作品を拝見させていただきました。

 

1回目見た時よりも、2回目のほうが作品に吸い込まれた感は

ありました。

 

主演の小梅とミサキ。
それまでのわだかまりが溶けてゆく二人。
大人への階段をまたひとつ昇った気がした小梅。
あの頃毎日繰り広げられた賑やかな時間。
けれどもそれは二度と戻ってこない時間。

下町墨田区の 銭湯・寺島浴場をそのまま劇場にして描く、
ノスタルジック・ファンタジー音楽劇。

 

ノスタルジックでファンタジーで音楽劇だったんですよね。

 

その中で今回は2曲を作品で登場させてもらいました。

 

・寺島なすでバケーション

・マイセルフユアセルフ

 

寺島なすでバケーションは緑川さん作詞のものです。

俳優全員でアカペラで歌う歌なのですが、緑川さんの詞で

俳優が魚になって自由に泳ぎ、銭湯を海や水族館の楽園と

している詞が印象深いと思いました。

 

最後の詞で「おやつは、なすがままに」とありますが

実際に東向島には、なすがままにという最中があり

劇中でも小梅とミサキが食べてましたね!

そしてマイセルフユアセルフですが、あらかじめ作品の

キーワードを聞いてましたので自分で作詞・作曲しました。

構成自体は緑川さんに聞いて曲を編曲しました。

 

本番の時、マイセルフユアセルフを歌う小梅とミサキの声を

聞いて歌がうまいのと作品の世界観を取り入れている感じがして

胸がいっぱいな気持ちになりました。

 

元気な寺島なすでバケーションとは対照的にマイセルフユアセルフは切ない歌です。二人のそれぞれの想いを込めてマイセルフユアセルフ

だと思っています。

 

10月11日は打上げにも呼んでいただき、俳優の皆さん、関係者の皆さんとたくさんお話しするとこができました。

この出会いと縁を作ってくれた脚本家の緑川さんに改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。

 

食べ歩きforeverがマイセルフユアセルフにつながるとは思っても

みなかったです(笑)

 

そして、スタッフとして協力していた、奥山さん、谷口さん、市場さん、

河野さん、キッチン図鑑さん、穂カリさん、かんなさん ありがとうございました。

 

そして、寺島浴場の怪人の俳優8人の皆さん、本当にありがとうございました。

 

工藤理穂さん  小梅

いつも気さくに話しかけてくれて演技では真剣な眼差しが印象的でした。お酒が本当に好きですね(笑)。ありがとうございました。

 

小名木美里さん ミサキ

クールのようで笑顔が印象的でとても元気になれました。

そして歌に引き込まれました。ありがとうございました。

 

片山耀将さん  生コン 

今回の稽古ではリーダー的な存在で、いつも稽古場を

明るく盛り上げていた印象です。本番は存在感が抜群な最高な演技でした。ありがとうございました。

 

千田剛士さん  キバ

俳優の中で一番話をした人。演技と普段とのギャップにはまりました(笑)街歩きもめっちゃ詳しかった。ありがとうございました。

 

榎本悟さん  ポン助

いつも気を使ってくれて的確なツッコミをもらいました(笑)演技中の真剣な瞳が印象的でした。笑顔がかっこよかった。ありがとうございました。

 
蜂谷佳純さん  カオル

寺島なすでバケーションの楽譜を作ってくれて、歌も音楽もすごい人。音楽面で色々カバーしてもらいすいません。演技ではセリフを言ったあとの表情が印象的でした。ありがとうございました。

 

塚野あゆみさん  ジュン

笛を吹きながら足で絵をかけちゃう才能に驚きました。

演技ではジュンの独特な世界観に引き込まれました。ありがとうございました。

 

ささきくみこさん  みやこ先生

声が本当に印象的でした。役と実際と一番ギャップがあった人だと僕は思いました。打上げでも色々と話しかけていただきとても楽しかったです。ありがとうございました。

 

 

心残りは、エーデルワイスに変わる曲ができなかったこと。

次回やる機会があれば頑張りたいと思います。

 

今後も作品に携わっていけるように頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

最後に、次回のシアターキューブリックのイベントとして 

11月11日(土)14:00~ キラキラ橘商店街にてヤング☆コーンが出場するそうです。そして「寺島なすでバケーション」を演奏するそうなので

ぜひ見てください。

 

あ、あとマイセルフユアセルフを歌ってくれる人誰かいませんかね?

オケだけ聞いているのが寂しくて、音源として撮りたいです。

 

 

おしまい。