夢の話


今朝の夢。


長い夢の所々しか憶えていないみたい。


場所は公園。


多分、近くの池がある公園。


春になると桜がとてもキレイでお花見に行ったことがある。


いくつか遊具があって、太鼓はしごを登り始めた。


息子は幼稚園児。


活発で、「速いのが正義」みたいな子だった。


息子の前にゆっくりゆっくり進んでいる親子がいる。


闘病中にお世話になっていた、訪看さんと幼稚園児の娘さん。


息子が寝たきりになってから、一緒に家に来たことがある。


太鼓はしごをゆっくり進んでいるのに息子が後ろから抜かして、横をすり抜けた!


その時に娘さんがバランスを崩して、くるんと1回転して落ちた。


そこを私がキャッチして、ケガがなかった。


訪看さんに「ありがとー落ちるって予測してたの?」とキャッチしたことに感激しながら聞かれて、


「いやー、息子ならやりかねないなと思って…」


なんて話している夢。


幼稚園児の息子は運動神経がよかったのもあり、速いのがいいことで、きっと「遅いのが悪い」なんて思っていただろう…


場面が変わり、自宅に訪看さんとどなたか同僚の訪看さんが来ている。


息子はもう亡くなっていて、現在。


「診断から3日目」という息子がビデオメッセージを残していて、それを観ている。


体調は良さそうで、気丈に明るく振る舞っている。


「あの薬は意味ないって言われたので、飲まないことにしました」


そう言っていたけど、何の薬?


テモダールかな?


訪看さんが「それ飲んでたら、効果があったかもしれないじゃん!」と言ってきて、私が説明をする。


そんな言い方、絶対しない訪看さんだけどね。


夢は不思議。


ここで目が覚めた。


闘病中の息子が夢に出てきたのは初めて。


「入院3日目」は、診断されて、放射線治療のために即入院で、自分に何が起こっているか不安で戸惑っている時期だったはず。


明るく振る舞い、ビデオメッセージなんて息子らしい。


インスタのストーリーに「入院◯日目」とかあげていた。


私は息子をフォローしてなかったけど、後から息子に見せてもらった。


夢に息子が出てきたのは、昨日、妹が遊びに来たからかな?


妹は夢で息子に「最近、来てないじゃん」って言われたらしい。


夢って面白い。





妹にもらった、ミルキーとネクターのお線香。


お寿司のキャンドル。


甘い香りを息子は喜んでいるだろうな。