時が過ぎるのは理解している
いつも置いていかれてはいないか考えて
手を伸ばした先には貴女がいる
不甲斐ない私をひとりの大人にして
情けない私を立派な成人にして
望みはなにかと聞いてみても
まっすぐ見つめて笑うだけ
打ち尽くした愛の言葉
交わされない手紙のやり取り
溜まり続けるこの思いは
タイプライターの打音に乗せて放つ
所謂これが幸せ
困らせてしまった記憶がある
触れ方も話し方も少しズレてしまっている
視線の先には誰もいない
喧しい世界を好んでいたから
お節介な時代がすきだったから
貴女と永遠を共にしたいと
なりふり構わずに叫んでた
形ある愛の印
当て付けた情けなさも
人として生き続ける限り
まざまざと思い知るだろう…
きっと分かり合えない
私は貴女じゃない
貴女も良く分かっているでしょう
何度でも何度でも打ち出す言葉
止めどなく愛を放つ
打ち尽くした愛の言葉
形ある愛の印
交わらない
受け取れない
真心はここに
貴女を愛した
私は幸せだった
ここに残せる物が例えいつか朽ち果てようとも
今はそれでいいから
愛を叩いていきたい