2021年3月5日
待ちに待った退院の日。出産から4ヶ月、ついにぜんくんと一緒に帰れる日がきた!!
今日の為にベビーベッドも、哺乳瓶も、オムツやハイローチェアも用意して、あとはぜんくんが来るだけ!
お世話になったNICUの皆さんに手紙も書いて、ほんの少しだけどお菓子も買った。
手紙は本当はめちゃくちゃしっかり書きたい気持ちもあったのだけど、遼ちゃんの助言もあって、本当に伝えたいことだけメッセージ程度にまとめた。でもついついぜんくんを覚えてて欲しい気持ちと感謝の気持ちとで作り込んでしまい、ぜんくんの写真が立体になり、まわりに先生と看護師さんの似顔絵を切り貼りしてカードを作ってしまった笑
主治医の先生と看護師さん達の笑顔にかこまれたにこにこ顔のぜんくんのカード。少しでもこの感謝の気持ちが伝わってくれるといいなと思いながら。
朝からそわそわしながら、病院に向かう。時間に余裕を持って出たけど、途中事故があったようで、いつもの道が通行止めになっていた。少し迂回したけど、予定通りについた。大切な日にかぎってトラブルもあるものだなぁ…。余裕を持つこと、大切。
いったんいつもの駐車場に車をとめて、帰るときに遼ちゃんに入口前に車を移動してもらう流れだ。
はぁーー。いよいよだ!深呼吸して、足早にGCUへ向かう。
いつもの手洗いも、消毒も、みんな特別に思えていちいち感慨深い。ぜんくんはコットで看護師さんと一緒にいた。早速お風呂に入らせてもらえるらしく、家から持参した着替えを持って準備をする。すっかりなじんだ病院の白いお洋服を脱いで、体重を測る。2610g。身長と頭囲は朝のうちに担当看護師さんがはかってくれたそうだ。
この日をむかえるまでに転院もして、手術もしたし大変だったけど、ひとつひとつ乗り越えて、その度に管やモニターがひとつずつ外れて、ここまで大きくなったこと、元気に退院の日を迎えられたこと。ちいさい体で、よくここまでがんばってきたね。ぜんくん本当にすごいよ!!
病院のお風呂に入れる。目がさめてきたみたいでおめめをぱっちりあけて、口をおちょぼにして気持ちよさそうなぜんくん。それを見て、担当看護師さんが「いい顔〜!その顔がみたかったのよー」と言ってくれた。お風呂でいつもこの顔だったもんな〜笑
お風呂から出て、持ってきた服に着替える。
短肌着とかも色々買ってあったのだけど、暖かさ重視でタンクトップの肌着とつま先まであるボンネットにしたのだが、頭からかぶせないといけないし、ふつうに短肌着のが良かったかも…?失敗した(;´∀`)肌着もロンパースもちいさめ新生児用という、新生児用よりも小さいサイズのものだが、まだけっこうゆとりがあった。見慣れない服を着た姿に、まだなんだかふわふわした気分でコットのところに戻り、授乳をする。
その後で、先生から今後の事や、予防接種についてなどのお話を聞くことになっていた。カーテンをひいてもらってその中で授乳していると、なにやらその周りで先生と看護師さんが探しものをしている様だ。「たしかにここに置いたんです」って言う先生。「ほんとですかー?」という看護師さんの声。どうやら今日私達が受け取るはずの紹介状が見当たらないみたい笑
カーテンを開けて看護師さんがコットの引き出しや棚を見たり、「先生どこ置いたんですかー?」「絶対ここに置いたんですー」っていうやりとりが聞こえたあと、見つかったようで、いつもはすごく穏やかな先生が「絶対ここを開けたり何かした人がいるはず、犯人さがします」とか必死に言っててなんだか笑ってしまった。
そんなこんなで無事に説明もしてもらって、あとは帰るだけとなった。
担当の看護師さんがぜんくんの写真と手型・足型の退院おめでとうカードをプレゼントしてくれた。Tさんらしい遊び心満載のカードで、写真はぜんくんが卒業生になっててとってもかわいい。
↓平泉成に似てきたぜんくん
遼ちゃんが車を移動してからNICUに戻ってくると、奥からも先生や看護師さん達がみんな出てきてくれて、「退院おめでとうございます!」という言葉とともに、たくさんの拍手でお見送りをしてくれた。たくさんたくさん感謝の気持ちを言葉にして伝えたいのにいざとなると、うまく言えなくて、私も遼ちゃんも「ありがとうございました」と言って何度もおじぎをするばかりだった。とにかくあまり時間をかけるわけにもいかないし、(他の子達になにかあったら大変)最後にササッと私も作ったカードを先生に渡して、一緒に写真を撮ってもらった。
お菓子は本来受け取らない雰囲気だったけど、なんだかんだ受け取ってもらえた♫よかったー!
NICUを出るまで、担当の先生と看護師さんが一緒に来てくれて、そこで遼ちゃんがふと「産科の先生にはこのあと会えるんでしょうか?」と聞いた。危なく忘れるところだった(^_^;)すると先生も「すっかり忘れてた!」といって、すぐ病院のケータイで連絡しようとしてくれるも、番号がわからないらしい。それを聞いて看護師さんが走って産科へ行ってくれた。さすがTさん頼りになるなーと思っていたら、先生「あ、番号あった。もしもし?今退院の〜あ、来る?はいー」と電話を切り「行く行く!だって」とにっこり。
Tさんめっちゃダッシュしてくれてましたが…。(;´∀`)
無事に産科の先生に会えて、ぜんくんを抱っこしてもらう事ができた!産科の先生がすっごくうれしそうに、大きくなりましたねー!って言ってくれて、これから、がんばってくださいね!ってめちゃくちゃ笑顔で言ってくれて、胸がいっぱいになった。ここでもいくらでも感謝の言葉を伝えたかったのに、はい!とかありがとうございました!くらいしか言えなかった…(T_T)だめな私…
それから、チャイルドシートに乗せるのに二人してすごく手こずって、なんとか帰路についた。帰り道で遼ちゃんの母ちゃんに電話で報告した。
家についてお父さんに報告し、こむぎにぜんくんを紹介。こむぎはとても不思議そうにぜんくんの匂いをかいで、興味津々だった。よろしくね、こむぎねえさん!
これからお家での生活がはじまる。不安や心配だらけだけど、母ちゃんも父ちゃんもがんばるね!この日ををずっとずーっと待ってたんだから!これからはずっと一緒だよ!ようこそぜんくん♡


