バックパック1つで旅っていると、毎回、毎分、毎秒予期せぬことが目の前に現れ、普段の生活にはない驚きの連続に驚かされる。


前回ではタイのトレッキングで起こったハチャメチャを羅列しましたが、その記事の中でふれたゾウの交尾ネタ。 (こちら  を先にお読みください)、


『写真見せてくれ!』


な空気プンプンだったので、喜んで載せたいと思います。 (って、本人は載せたい気満々だったのバレバレだし)


いちお自主規制しましたが、ここのブログでは不要な規制だったようなので、ってことで、ナニゴトもお勉強、勇気ある方 こちら  をクリック! (キャー!グロい!ってか、オスゾウの尻尾にチューモク)


※モバイル読者の方は上のリンクからは画像が見れないようなので、記事の最後に画像小さく張っておきます。テヘ。


        ウサギ    ウサギ    ウサギ    ウサギ    ウサギ

バックパッカーが超距離移動をする際の主要な乗り物、それはバス。


ここはエジプト シナイ半島。


エジプトはアフリカ大陸のナイル川沿いに町があり、有名どこでいうとカイロ、ルクソール、アスワンとある。(聞いたことがある人も多いはず)


それと同時に、アラビア半島とアフリカ大陸の間にある紅海には逆三角形の形をしたシナイ半島があって、そこは世界的にもダイビングで有名な場所でもあるのだ。 (聖地シナイ山があるのもここ)


アテクシはヨルダンから紅海をフェリーで渡って、違法入国の嫌疑をかけられながらも無事にエジプトに入った後(違法入国嫌疑な記事は こちら  )、


その後、素っ裸で満点の星の下で泳いだなんていうアツい経験をしたヌエバアを移動し(素っ裸で海水浴の記事は こちら  )、


ダハブというこれまたバックパッカーたちが長期滞在するちっさい町で、アテクシも例にもれずとてもいい時間を過ごした。

(ダハブでもアツいネタがいくつかあるので、これまたいつか書いてみます)



長期滞在をした場所から離れるのは結構寂しいもんで、いろんな人と共有した思い出を胸に、数週間過ごしたダハブを後にした。


一緒に移動したのは、その後、カイロでも砂漠ツアーに一緒に行って、これまた人生観を変える時間を共有した旅友の師匠


この師匠、日本では小学校の先生をして世界一周をしていた人で、だからアテクシ、彼のことを師匠と呼んでいた。


(エジプトの砂漠ツアーは本当に壮大でした。ぜひ こちら  の記事を読んでみてください)



師匠とダハブ発カイロ行きのバスに乗った。 8時間の移動だ。



このバスがありえないくらいスゴい!!!



日本でいう観光バスタイプで、左右2席ずつ。 なんとテレビまで前方についているし。


クーラー調節だってあるし。


TVがあるから、各席にヘッドフォンの穴までついている。


各シート、照明までついているし。


リクライニングシート。



って、スゴイでしょ?? エジプトのバス、やるじゃん! 




って、何がスゴイって、




それらは全部ぶっ壊れて、何も機能を果たしていない。



シートレバーは壊れているから、背もたれ倒せない、直角。


エアコンなんてついてないから窓。でも窓ガラスが入ってなくて開いたままのところ数箇所あり。

ああ、アテクシの席ラッキー、窓ガラス入ってるよ! でも暑いよ! はいてるズボンも汗でぬれてくるよ!


以前はエアコンも入っていたようで、でもアテクシの席のには噴出し口に紙が突っ込んであって、出ないようにしてあった。

多分、昔座っていた人が極寒で噴出し口をcloseしたかったけど壊れてて、それで紙突っ込んだんだな、と会ったことのない誰かに思いを馳せる。



ドリフのようなコントをTVで流していて、言葉が分からなくてもドリフっぽいドタバタをやっているのがわかる。

しかし、誰も見てないし。 聞いてないし。 笑ってないし。 

ってか、音大きすぎて音割れてうるさいし。


そんな楽しいバスに乗りながら、アテクシと師匠は一路カイロを目指していた。


これまた砂っぽい海をバックに延々と続く砂とか砂利の風景。 ときどきベドウィン(砂漠の民)の人々のテントがあり、ああ、ここには緑もあって、オアシスがあるんだな、と分かる。


シナイ半島は逆三角形をしていて、ダハブが右斜辺真ん中だとすると、カイロは左角の方にあって、シナイ半島を横断道路があれば早いのだろうけど、そんなもんはなく、


だからアテクシたちは延々と逆三角形にそって移動なのだ。 つまり常に左側に海がある状態。



そして数時間後。 シナイ半島 左斜辺1/3ほど来た頃であろうか。 カイロまでまだ3時間くらいを要する位置。


アテクシたちはバスの左側の真ん中ら辺に座っていた。


バスは時速100キロくらいで走っているか。


満席である。


外国人はアテクシと師匠だけ。



師匠 『・・・。 なんか・・・。 くさくない??』


そう、アテクシもそう思った。


私 『なんかくさいね。 何か燃やしたにおい・・・。』



なんやら人々がワーワー騒いでる。



2人して後部を振り返った。  




ま、まさか・・・・・・・。




バス後部のエンジンから煙が出てるし!!!!!



私 『ちょっとちょっと!!!! 師匠!!!! 燃えてるよ!!!!』


火は見えないけども煙のにおいがハッキリと分かるようになってきて、


後部座席の後ろから白い煙が出てきていた。


それで後部座席の人々が前に移動しながら運転手になんやら言っている!!


バスは周りに砂しかない幹線道路の路肩にバスを寄せて止まった。


続く

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