長期バックパッカーの女性たちは女の子DAYの処理をどうしているか。


数ヶ月単位で旅ってる人は現地調達します、基本的に。


たとえば10日の旅日程とかで女の子DAYとあたるときは、アテクシはピル使用しちゃいます。止める。


でも数ヶ月旅ったときは、何か現地ツアーとかあればその予定に合わせてピルを飲んで調整していたのだけど、さすがにセーリ用品を現地調達をすることになった。


ここは中東、ヨルダン。


どのお店をのぞいても、トイレットペーパーはあってもセーリ用品がない!!! 



そもそもコンビニで簡単に買える日本とは違い、コンビニとか日用雑貨が売っているところにも、セーリ用品が売ってない。

(ちなみにトイレは手と水ですが)



そう、ここはイスラム国。

特に一部のアフリカやイスラム国でもそうだけど、女性の月次恒例の出血は"善きモノ"ではなく、むしろその反対で、

不浄のもの

とされている。



それがなかったら、アンタラこの世に産まれてないのに、不浄のものって!!!!!


といってもそれは文化。 だけど、フツウにお店で売ってないのだ。困る。


ここはヨルダンの首都アンマン。


そろそろ一度女の子DAYしとくかな、思い、ならそれらが必要。

(ピルを毎日飲み続けている限り生理はきません。こさせるなら飲むのをやめれば良い)



それでフツウに見つからなかったから宿の人に


『外国人マーケットってある?』


って聞いて、わざわざ乗り合いバスだの、タクシーに乗って外国人が使うでーっかい外国資本のスーパーで無事に買う。

ちなみにアテクシ、タンポン派なのでここで買っておいた。


タンポン買うのも半日がかりで一苦労。



アンマンの宿では、エジプトでアラビア語を学んでいるアメリカ人女性と同室だったのだけど、それで彼女に聞いた。


私 『ねぇねぇ!イスラムの国って生理用品、全然見かけないんだけど!』


USAオンナ 『そうなんだよね、だから買うときドカ買いするの』


私 『今日、○○の▲▲スーパーで、スキンケアクリームとか、生理用品買って来たよ~ もう一苦労だよ』


そう、乾燥地帯を旅していたため肌もかさついてきたから、ボディクリームとかもここぞとばかりに買ったのであった。


USAオンナ 『そうそう、知ってる?生理用品って中東では、薬局に売ってるのよ』


私 『へぇ~~! 薬局なんだ???!!!』



そう! 中東では生理用品は薬局で買うものであって、フツウの店ではまずどこにも見かけない。


それで実際薬局に行ったら・・・ あった!でも、タンポンはない。フツウのオムツタイプ。

日本製に比べたら、きっと通気性が悪いに違いない・・・



ちなみに中東の薬局ってすごく分かりやすい。


お店の外に看板がかかっているのだけど、必ずヘビが天秤に絡まっている絵が描かれている。

さすがアラブの国、薬局は意外とたくさん見かける。



しかし、ヨルダンの薬局では、フツウの生理用品があっても、やっぱりタンポンがなくって、結局外国人スーパーで買ったものを使うことに。


買っておいてよかった・・・

(ちなみに観光地とか外国人が集まる中東のビーチとかは、コンビニっぽいお店で売ってます)



それでその後モロッコにいたとき、またもやセーリ用品が必要になる時期となった。


モロッコ・・・ この国はフランス文化も入りつつ、でもイスラムの国。

薬局に行ってみた。


もう、ヨルダンで買ったタンポン、在庫少ないし・・・ 

暑い国でフツウのナプキンは使いたくねー!!!



そしたら。



さすがモロッコ、港に近いということもあり外国人も多いためか、薬局にタンポンが売ってた!

まぁ、お店の横の下のほぉ~に、一見わからないところに置いてあったのだけど。


よく、日本の生理用品は世界一、といいますが、アテクシこれ、まったくもって


ソノトーリ!!!!


だと思います。


コットン部分といい、サイズの豊富さといい、横モレ、通気性、すべてにおいて、☆5つだと思う。

タンポンの携帯用なんて、さすが日本の文化!と思います。

(世界の生理用品コンサルタントになったろか?)



中東のなんて、


コットンがカラダの中に残るんじゃね??


みたいにモサモサになる。

しかし、いずれ外に出るだろう、と思ってしまう・・・。



かくして、無事に女の子事情もクリアしながら旅を続けるアテクシ。


男性と違って女性バックパッカーはいろいろと大変です。



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