熊本地震の被災者を元気づけようと、北九州市が復興支援のCMを制作している。
26日に撮影が終わり、ケーブルテレビ局「ジェイコム九州」が6月上旬から当面の間、福岡、熊本、山口の3県内で放映する。
この日、市役所前の公園で行った撮影には、「ていたん&ブラックていたん」や「じーも」など市のマスコットキャラクター14体と市民エキストラ約40人が参加。
「ずっと応援していきます。ファイト熊本、頑張ろう九州」と応援メッセージを送った。メッセージは支援のため市が熊本県に派遣した職員らが考えた。
CMはマスコットキャラクター編のほかにも、市長編と市職員編の計3種類あり、いずれも30秒。
市が同局に協力を呼び掛け、局側も「被災地に貢献したい」とCM料金を取らずに放映する。
企画した市広報課の中野正章係長(47)は「被災地に勇気を与え、私達も地震を風化させない意識付けにしたい」