大分観光、長引く影響! | チョコの一言物申す!    【熊本、大分、九州応援隊】

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障害者の私と愛犬チョコの成長を基本にいろんな話題をブログして勝手な事を言います(*^▽^*)
今は熊本地震の被災者、被災地などに正確な情報を提供をしてます。


熊本県を中心とする地震の発生から1カ月余り。


最大震度6弱を観測した大分県では、人気の観光地・湯布院がある由布市で多数の住宅に被害が出たが、直接の被害が少なかった地域でも観光への影響が続いている。
 

キャンセルが相次いだホテルなどは集客に工夫を凝らすが、余震が続き、大々的に宣伝することへのためらいもある。


大分県別府市。温泉街を一望できる露天風呂が人気の「杉乃井ホテル」(641室)は昨年度、稼働率100%だった。




地震後は海外や関東、関西の団体客からキャンセルが相次ぎ、稼働率は一時20%まで落ち込んだ。
 

県外の観光客の警戒心が消えるには時間がかかる。


ホテルは週末の家族客向けに子供料金を無料にし、県内や近県のお客の誘致に力を入れた。


稼働率は6割まで回復したが、佐々木耕一総支配人は「割引だけでは長続きしない」と話す。


夏休みまでイベントを切れ目なく打ち出す方針で、「商品力を上げ、魅力的な場所であり続ける」と意気込む。
 

大分県西部の九重連山。




ミヤマキリシマが山頂をピンクに染める6月初旬には毎年多くの登山客が訪れる。


20の個室と大部屋で最大約200人を収容できる「法華院温泉山荘」(竹田市)は、夏の予約分を含めキャンセルが1200人を超えた。
 

弘蔵岳久オーナーは「宿舎や温泉に被害はない。今年のミヤマキリシマは花つきが良いし、ぜひ来てほしい」と話しつつ、「被害の大きい阿蘇や湯布院に近く宣伝しづらい。余震がないとも限らず、安全ですと言えない」と悩む。
 

県によると、大型連休中の主な観光施設の入場者数は前年の53%。


日銀大分支店は4~12月の県内観光消費額を前年比116億円減と試算する。
 

県内の各観光協会は「海外では九州全体が被災したようなイメージが広がっている。県外への発信は九州全体で取り組まないと効果が期待できない」と口をそろえる。
 

官民でつくる九州観光推進機構は「九州観光復興ポータルサイト」を開設。


九州各地の観光・交通情報や旅館おかみのインタビューを載せたほか、現状を知ってもらうため海外の旅行会社の招待を検討している。