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せんせーとの思い出

大好きだった先生との回想録です

いつごろのことだったかは覚えていないけど、

確か中学二年の終わりごろのことだったと思う。


あの噂が流れてから半年くらいしたころ。


ある日の朝練のこと。

この日、先生は朝練に来なかった。

なんだか嫌な予感がした。


練習の終わりごろに

いつもは午後の練習だけ、たまにちらっと顔を指す副顧問の先生がテニスコートに来た。

いつもと違う。

嫌な予感。

副顧問 「ちょこ。みんな集めて。」


ちょこ 「しゅうごぉぉぉー」


副顧問 「遅くなっってごめんね。

      今日、日村先生は朝練には来れません。

      午後の練習も来れるかどうかわからないので、私が来る予定です。


      実は、日村先生の奥様が、長女をご出産されました。」


・・・・・


部員達 「おおおおーーー」


副顧問 「次に先生が部活に来られたら、みんなでおめでとうを言ってあげてね。」


部員達「はい!」


このとき、たぶん普通の対応はできていたと思う。

実際は何も考えられなかった。

今でもどう感じたのか どう思ったのか

私も思い出すことはできません。


私の後ろにいたマイがそっと背中に手を置いてくれていたことは覚えています。

マイ、ありがとう。

あなたがいなかったら、私は自分を支えることすらできなかったかもしれない。



そして、午後の練習中、先生はほんの少しだけ学校に顔を出しました。。。