ピアノをしていると誰でもある『行き詰まりを感じる』こと。
すんなり弾けていて、簡単だと思っていた教材も、いつしか難しくなっていて、段々自分の実力を思い知らされる。そんな場面。
もちろん、ピアノだけでなく習いごと全て多かれ少なかれありますよね![]()
おとついは、3人のレッスン
でした。
うち2人は、まったく違う教材を使っているのにも関わらず、偶然にも昨日で今使っている教材がおわりました。
どうやら2人とも家で練習中、本のページをめくったら『次回のレッスンまでに少し頑張れば「修了証書」がもらえる』とわかったみたいで、とても頑張って練習して来てくれました
※本の最後に修了証書と書いてあるページがあるだけですが
(でも、子供たちにとってのそれが一つの目標となります)
彼女たちは、まだつい最近4歳になった子と年長さんですが、目標達成のため頑張り、そして達成感を味わうことをピアノを通して学んでくれたこととと思います。
そして3人目。小学1年生。
レッスンの時間になっても来ません。
携帯を覗くと、生徒さんのママからの電話が数件入ってました。
折り返し電話すると、「ピアノ行く前の練習中に「できなーーーーい!
」と行き詰って、泣きながら枕を投げている最中とのこと。
偶然にもこの日の午前中、彼女のお母さんから電話
で相談されていました。
「あの子の性格は、好きなものにすぐ飛びつくが自分が無理だと思ったら努力をしない。そんな根性ない性格を直したい。昨日もピアノを練習してキーーーとなっていたから、ピアノを通して根性をつけさせたいんだけど?」ということでした。
私も、辛抱することや集中力、そしてさっきお話した目標達成のために頑張ることは、ピアノを通して学んでいただきたいと思っている一つであります。
しかし、 無理やりそこに持っていくことはしたくないと思います。
私の幼いころ、ピアノのレッスンとはとても厳しいものでした。
なので、先生とのレッスンが楽しくないからピアノをやめたという人をとても多く耳にします。
話は戻り・・・そんな彼女、もう「ピアノやめる!」と言いかねない状況です。
では、どうしたらいいのでしょうか!?
彼女の性格を考え、私なりの答えを出してレッスンに備えていました。
私は「とにかくいいものを見せたいから連れてきて。」と言って連れてきてもらいました。
お母さんも一緒に入ってきてくれたので、ついでに味見をしてもらおうとマカロンを出すと、泣いた目を腫らしてきた生徒さんの目が輝き、「私、マカロン大好き
」とパクッと食べて「おいし~い
」と一言。
”よし!つかみはOK!”
レッスン室に入って、どうやって練習してたのか、何ができなかったのかを聞き、ピアノの練習とはどういうものなのかを改めて話をしました。
彼女に新しい教材を増やしたいと思っていたこともあり、もう少ししたら今の教材が終わるので次の本を見せました。
そうすると、彼女はその本の最初の曲を弾きたいというので弾かせました。
もちろん、すんなり弾けました。(大体、次のグレードの本の1曲目は今している曲より簡単、もしくは同等くらいなのです)
彼女は、この日のレッスンで次のグレード(難しい)本の曲が弾けた達成感、その本を手に入れるには今の本の残り数曲を乗り越える必要があるということを理解しました。
本人、あっと言う間にピアノへのやる気が戻り、「毎日レッスンしてほしい」と言って帰りました←逆に、これは私が困る
ピアノを通して教えたいといこと。いっぱいあります。
でも、私も幼いころ、ピアノへの憧れは『いろんなキレイな曲を弾きたい』という気持ちがあったからでした。
おそらくそんな気持は今の子供たちも変わってないかと・・・。
そんな気持ちを大事にしつつ、レッスンをしていきたいと思います。





