先月のお盆前に、以前同じ職場で働いていた同僚からラインが突然入ってきました。

その方とは仕事上LINEを繋げただけで、仕事以外での付き合いは全くない関係性だったので、違和感を感じながら開けてみると送り主は、その方のご主人でした。


癌の闘病後に亡くなった、葬儀はお盆明けに執り行うとのご連絡でした。

彼女は正義感が非常に強く嘘をつかない感じ。リーダーとなるよりもサブでいたいようだけど、気がつくと一歩前に出ていて、代表として矢面に立たされる場面が多かったように思う。

人の悪口は言わない真面目で不器用な人でもあったかな。

彼女の事を煙たがる人もいたが

「私は意外と彼女のことが好きだったかも」と思い、お通夜に参列させて頂くことにしました。

遺影の彼女は、彼女独特のはにかんだ笑顔。

賢くて準備に怠りのない人だったので色々と想像してしまう。


この遺影は彼女自身で選んでいるかもしれない。

そしてLINEでの通知も旦那さんへの最後の指示だったに違いない。
「登録してある人全員に一斉送信して。葬儀には来れる人だけが来てくれたらいい。」なんて話もしたかもしれない。そんな気がする。


重い身体から抜けた彼女は、「どれどれ」と誰が来てるから見てるに違いないし、「どうも〜」と挨拶してるかもと想像してしまう。

癌は幸せな病気だと言う人がいました。交通事故や突然死と違い準備が出来るかららしい。

苦しいけど心の準備もできるから、自分が亡くなることに納得して成仏出来るかもしれない。

…自分が当事者であったら「ふざけたことを言うな!」となるかもしれないけど。


現在の私は、以前私が恨んでいた何も不幸ことが無さそうに見える普通の人だと思う。普通に買い物に行き、チョコザップでちょこっとトレーニングをしている普通のおばちゃん。


私は雑草のように生きている。一度枯れたとしても、また何処からか芽を出している。

そしてこの身体から魂が引っこ抜かれる時は確実にくる。


その時を「はい、どうぞ」と迎えられるようにしておきたい。

来年の今頃、この日本はどうなっているのだろうか…。