続きます。


○次男は、どうしていったらいいと思う?


一人の人として接していかないとね。


☆そんな事分かっとるわ!

子供には人権はあるが人格は無い、なんて何処かの偏った教育者の発言を取り入れて強引に進路を決めさせた奴は誰だ?その反論を許さない強引な教育方針の為に自分の意思を失くした次男が、今ようやく反抗期を迎えて不器用に転びながらも生きていこうとしているのだよ。

子育てに関しては夫は無能だった。

貴方に問うべきことではなかったか。



と、ここでSさんが少し慌てて、
夫さんが「家作りの最中という事で戻ると言われています、他にも何かお話ししたい事はありますか?」と言われました。


生きている頃と変わらず、何とも自分本位な事を言う。本当に人に合わせると言う事をしない人だ。

○毎年命日に合わせて家に来て下さっている後輩さんに贈る言葉が欲しい。ご本人は気付いていないかもしれないが、お話しをする度に
「40代、50代の男の生き方を教えて欲しかった。自分は30代の生き方しか教えて貰っていない」と言われるので、私としてはとても気になるところでもありました。


奥さんを大切にして欲しい。お前を一番理解してくれているのは奥さんだから。嘘を付かずに本当に事だけを伝えて大切にして。


☆本当にそうかもしれない。

…だが…フフン。それは貴方から私への謝罪ともとれる。

貴方は私に隠していたよね、自分の脳内血管の状態を。多分医師から言われた事の一部しか私に伝えてない。私が医師からどれ程怒られたことか…。「なぜ知らない?知らないはずはないだろう!」と。

医師よ、貴方が思う程、患者は正直ではないのよ。トップシークレットの如く、誰にも知らせない強者が存在するのよ。

目眩がすると言っていた夫に私がお酒の禁止を命じても「大丈夫だ」と聞き入れない強情者め(怒)。


後輩さんに「夫との交信を信じなくてもいい。夢物語として聞いてください」と前置きして、贈る言葉を、それだけを伝えました。


そうしたら「大切なお時間を僕の事にも割いて下さりありがとうございます。しかしスゴイですね驚きました。実は僕が結婚した時に言われた事と同じなんです。その時は『これからは家族を大切にしろ』だったんですけどね。今は子供が一番で妻の事は二の次になっているからな…」と返信をして下さいました。


そしてSさんは夫の心の様子?を教えてくれたのですが、

「夫さんの心の中には奥さんしかいませんね。本当に奥さんだけを愛していました。また一緒に暮らせる時がきたら今度は恋人みたいに暮らしたいそうです。そして…奥さんが話されていた内容から夫さんはアグレッシブな方かと思っていましたら、そんな事ないんです。愛しかないんです。本当に際限のない深い愛情が伝わってくるんです、と。


そうだね。貴方は愛していたよね。それは私にも分かる。好きではなくて愛していたよね。

妻である私は葬儀の時に、こんなお礼状を書いてしまいました。子供みたいな文章ですが、その時にはこれが精一杯なのでした。




私と夫の交信はこんな感じで終えました。


何だか死者との交信と言うよりも業務連絡的な感じで淡々としていましたが、私には十分です。

私が元来そういう人で、感情が見えにくい(秋吉久美子タイプと言えばいいだろうか…声も似ているらしい)人なので。今は努力して、あえて楽しげに感情を乗せていられますけど。


どうやら夫はあの世ライフをエンジョイしているらしい。生きている頃と変わらず、私にとってはつっこみ所が満載な、そのまんまな人。

ふふっ。私があの世に行った時には、一度くらいは遊びに行ってあげようかな〜。


私達は今世では、本当には理解し合えていなかったように感じていました。魂の底からという意味で。

たまたまそういうタイミングで共に生きる事になり、とても大切な存在になりました。ご縁というものは不思議。この関係性が分かったら本当に面白いと思う。


次に夫と何処かで会う事があったら、その時に理解し合う事にしよう。そんな時があったら…。


今回の事は夫の場合の世界で、魂により違う世界観?次元?にいると思う。私には分からないけれど、そんな気がする。

私は目に見えない世界がある事を幼い頃から普通に感じているけれど、無いと思う人がいても問題はないし、どっちでもいい。自分が見たい風景でいい。

自分がYESだと思う方でいいと思う。


そうそう、夫は現在、がたいの良い40代後半の姿になっているらしい。彼にとってはその頃が一番感じの良い年頃なのでしょうね。

…もう少し若返っておけばいいのに。私なら20代前半位に設定しちゃうけどね。