「悪気はないから」
私が大嫌いな言葉。
悪気がないから何だ。悪気がなければ相手が嫌な思いをしても許されると思っているのか。
もう不妊治療の話はしない。
誰にもしない。
今まで話を聞いてもらっても何もいいことはなかったし、励まされたくて聞いてもらうのはもうやめようと思った。
私が求めすぎていたんだろうし、甘えたかったし、聞いてもらいたかった。でもそれが叶うことはきっとない。
そもそも話したところで、何もいいことはなかった。同じ土俵で会話をしてくれたのは病院の方たちだけだ。
今まで友達や近い人にぽつぽつと話を聞いてもらったことはあったけど、みんな聞いているふりをして、途中から、自分の苦労話をするだけだ。自分はこうだった、あの人はこんなだったらしい、など。どんどん自分はこんな風に大変だったんだよ、って話に変わって話続ける。だから何だ。なぜ私がそれを聞いてリアクションしないといけない。
ていうか私がした話どこ行った?なぜ今しんどくてやっと助けを求めた私が苦労話を聞いて相槌打たないといけないの?逆だろ。という状況に全く相手は気づいていない。
みんな自分のことばっかりなのだ。
私はそうはなりたくない。
もし今後不妊治療の相談をされることがあっても、自分の経験を元に、その人に役に立ちそうな内容だけを伝えられる人になりたい。
子供はまだなの?可哀想だねぇって近所の婆さんに言われたり他にも色んな人に色々無神経なこと言われてきたのに、今後も子供がいて大変な話を笑顔で聞かないといけない。ずっと。
受け身はよくないってわかってる。
自分が可哀想なんて思ってない。
でもそんなに頑張ってすごいねって大変だったねって少し位言われたいよ。
でもそれを聞いてほしくてもダメだった。
だから自分で少しずつ立ち直るしかないんだ。
あとこうやってどんどん人を嫌いになっていくのも本当は嫌なんだ。
みんな大変な思いをしてて、それが癒えてないんだって思った。
もうこんな思いは置いて次に進みたい。
進まないと。