岩手の男の子 | それでもじぶんでかんがえるちから

それでもじぶんでかんがえるちから

13歳(中1)10歳(小4)女の子の母親です。
子供達に、自分で考える力がつくといいなぁと、思ってやってきましたが、ここで、手放すことにしました。
子どもたち、主体に。
子どもたちが決める。
それが失敗したら、それも経験。
なぜなら、疲れたからです。(笑)

ニュースで岩手の中2の男の子の自殺を知りました。
あそこまで具体的に書かれた生活記録ノートがあったのに関わらずなぜ、助けられなかったのでしょうか。

今日私の職場でも、お客様たちが、息子さんを持っているのでしょう、その話をしていました。
やはり、いじめ的なことは、日常にあるようで、うちの子だけじゃないけど、いじめのような感じで強くあたってくる同級生がいるようです。
でも、転校は負けたようで子供が嫌がる。
という話。

でも、せめて、家族に担任の先生方がフィードバックしていたら、
お父様が言うように学校に行かせなかったという、命を繋ぐ選択も出来たでしょう。
中学という、人生においてたった3年の学生生活を送らなかったとしても、長い人生の中で大したことではないのです。

日本は校区という、地域に縛られたルールがまだまだ根強くあります。

地域で子供を育てるときにはそれも良かったでしょう。しかし、今の時代それが、当てはまるような、心温まる地域社会が当たり前のようにあるのでしょうか?

選択肢はたくさんあったほうがいい。
 
担任の先生方は、現在体調を崩して休んでいて、連絡が取れないと今朝のニュースで見ました。

あの生活記録ノートを見ればこんな日が容易に想像できたはず。
対処できかねるならせめて、他の先生や学校に、保護者に、第三者にしらせれば良かったのではと、悔やまれてなりません。

担任の先生も、心の叫びを無視することでいじめに加担してたように思えてなりません。 何もできないならば、教職を辞するしかありません。
 
今晩、私は子どもたちに伝えなければなりません。
何があっても守ってあげるから、辛いこと困ったこと、隠し事しないで、ちゃんと言うようにと。 
世界中が敵でも、お父さんとお母さんはあなたの味方だからと。
学校が全てではない、今の、友達が全てではないということを。
辛いことがあっても、未来に悲しみ苦しみは続かないのです。
生きていれば人生は変えられるのです。

本当に悲しいニュースでした。