chochongtohokuのブログ -2ページ目

chochongtohokuのブログ

ブログの説明を入力します。

アンニョンハシンニカ!申祥浩(シン サンホ)です。

 

だいぶ時間がたち、平昌オリンピックの賞味期限切れ感もありますが、、、

 

そんなことはありません!!

 

皆さん、朝鮮新報や南メディアを通して、すでにご存じかとは思いますが、ちょっと忘れたくらいのこのタイミングで在日同胞応援団の平昌オリンピックでの活躍を再び思い出して4月の北南首脳会談を統一の熱気で迎えられたらと思います。

 

今回、私は総聯同胞応援団第2陣(2月11日~15日)に属し、初めて南の地を踏みました。

 

はじめに驚かされたのは金浦空港で、統一を願うモンダンヨンピルを筆頭とした約50名もの南の団体の方々でした。

空港でギターを弾きならし、パンガッスンニダや統一を願う歌を歌いながら、とても暖かい民族愛溢れた歓迎をされたことを今でも忘れられません。

 

  

 

「朝鮮学校と共にする人たち、モンダンヨンピル」とハンコが押されたメッセージカードの入った差し入れまでしてもらいました。

 

  

 

さて、初めに自分たちが向かったのは金浦空港から朝鮮東海へ車を走らせ江陵(カンルン)市からさらに北50キロに位置する束草(ソクチョ)市にあるホテルへと向かいました。

 
  
 
外にある食堂で結団式を行ったんですが、そこで南の団体の方々からさらに差し入れがありました。
 

こちらのお酒、なんと文在寅大統領と共和国高位級代表団がオリンピック開会式の後に食事を共にしたとき乾杯に使われたお酒だそうで、これを飲んで統一のためにこの期間頑張りましょうという気持ちが込められていました。

 

いろんなエピソードがありますが、ここでは書ききれないので主な活動について。

 

12日、夜に女子アイスホッケー単一チームコリア対スウェーデン戦を応援するべくホッケーセンターへ。

大学の中にあるホッケーセンターがオリンピックの競技場になっていました。

大学敷地内を歩き、ホッケーセンターへ向かう途中、日本から同胞応援団がくると聞いた南応援団の方々が列をなして暖かく出迎えてくれました。

 

 

ホッケー会場内は統一の熱気一色!

ウリナラの応援団、南応援団、そして自分たち同胞応援団が一つになって統一チームの応援と祖国の統一を力の限り叫び続けました。

 

    

 

結果は残念なことに0-8で大敗。

でも、そんなことはどうでもいいんです。

統一チームが今、ここで一緒になって戦っている。そして北南海外同胞も一緒になって応援している。

どれだけ感動したか、思い出しただけで心が震えて鳥肌が立ちます。

あの瞬間、会場内は統一しました。そして統一が現実になることを実感させてくれました。

 

 

そんな感動も止まない中、次の日の13日、ウリナラの選手が寝泊まりしている選手村に行ってきました。

各国11名までしか入場できず、自分は残念ながら入れなかったのですが、応援団の代表11名がしっかりと激励してきてくれました。

ご飯があまりおいしくなかったらしい。という笑い話も聞きながら、同胞応援団の声援はしっかりと聞こえている。本当にたくさんの力をもらっている。と感謝の言葉ももらったとのことでした。

      

 

 

 

そして14日。

フィギュアアイススケート男女ペアのショートプログラムに出場するウリナラの選手と南選手を応援するために江陵アイスアリーナへ。

 
南の選手は順位は上げることはできませんでしたが、11番目にでてきたウリナラの代表2名が自己新記録をたたき出し、その時点で2位につけました!(最終順位は14位くらい)
 
その時の盛り上がりと感動は会場を大いに沸かせるものでした。
北海道で大会に出場した経験もあり、在日同胞のこともよく知っている選手たちに応援団から花やメッセージが書かれた人形を送りました。
 
ウリナラの試合が終わって、ソウルへ向かおうとする応援団一行が競技場ロビーに出たとき、時を同じくしてウリナラの応援団も移動のためロビーに整列していました。
 
そこでウリナラ応援団にも激励のメッセージを投げかけ、某朝青委員長が「ウリタシマンナヨ」(また会いましょう)の歌を歌うと、ウリナラの応援団もそれに呼応しロビーで感動的な大合唱が起こりました。
 
 
住むところは違えど、同じ民族で統一を願う気持ちが通えば、こんなにも心動かされるものは他にないだろうと改めて実感しました。
 
熱気冷め止まぬまま、ソウルへ到着した一行は西大門の区役所(?)の一画で催された「民族和解ハンマダン」という行事に参加してきました。
 
ここでは南の団体約250名が集まり、同胞応援団と一緒に女子アイスホッケー単一チームコリア対日本戦をパブリックビューイングで一緒に応援しました。
 
暖かい歓迎、そして記念すべき歴史的な初ゴールを南の同胞たちと共に祝いました。
第二ピリオド(休憩時間)に同胞応援団の一員で参加していた福岡歌舞団の2名が南の方たちに公演を披露し統一ムードはさらに高まりました。
 
 
応援がおわったあと、「6.15共同宣言実践南側委員会」の方々が在日同胞応援団のために宴会を開いてくれました。
 
最後の最後まで統一を願う同じ民族同士の気持ちが通うことへの感動ばかりの4泊5日となりました。
 
他にも書きたいことはたくさんあるのですが、文才がなくすべてを伝えきれないことを悔しく思います。
 
平昌オリンピックが終わり、感動が冷め止む間もなく、もっと大きな感動がくることを実感しています。
4月、そして5月に各首脳会談がどのように進展するのか。
もう誰にもこの統一の流れを止めることはできないと思います。(米がどう動くかまだ注視する必要はありますが。)
 
統一を目指す民族の歴史の1ページに在日同胞の存在がしっかりと残る応援団になったと思いますし、そこに今回参加できたことを本当に光栄に思います。
 
今回できた繋がりを活かして、地元地域での統一ムードを高めていこうと思います。
 
それでは今日はこのへんで。
アンニョンヒ―(^^)/