一番辛かったのは、
「こども」
に関することでした。
発症前は毎週のように通っていた図書館に入れなくなりました。
紙類は化学物質染み込みやすいので、図書館の本は柔軟剤原液浴びたか?と思うほど香りが強いです。
タバコ臭い本以上に、触れば色々なものにくっつくし、袋にもつくし、めくれば飛び散るし、最悪でした。
絵本を3歳の我が子に読んであげたいのに読んであげられない悲しさ。絶望感。
夏までには200冊以上読んでいた小学生の長男の読書カードが、図書館に通えなくなり半年で50冊ほどしか読めませんでした。
全部新品で購入するには限界がありました。
そして新品で購入しても本屋に陳列されていたものは読めず、ネットで購入したものでもインクの香りで読めませんでした。
子どもの好きなこと、読書を奪ってしまったこと。
本は子育てを始めてからずっと大切にしてきたのでショックが大きかったです。
今も本は読めません。
そして、我が子は一年生から
スポ少をやっていました。
すごく楽しみにしていてやっと少しずつ試合にも出していただいてきたところでした。
スポ少では当番があり、みんなが使った練習着を洗濯することも当番の仕事の一つでした。
練習着は化学繊維、香りが染み込みやすく落ちにくいので、正直給食エプロンよりもきついものでした。
袋二重にして密封しても香りが漏れ出ました。
そして給食エプロンは自前にするなど自衛方法がありましたが、練習着はみんなお揃いのもの。
学校は先生に伝えただけですみましたが、
スポ少は他のお母さん方に直接伝えないといけません。
そもそも汗を気にしてか、スポ少の皆さま、柔軟剤や抗菌洗剤の香りが大変強い方が多かったです。
低学年の親が高学年含め皆さまに伝える…のは無理だろと思いました。
まず仲の良い方に伝えてみたけれど、
大変だねと心配してくれるものの、洗剤は気に入っているようで変えてはもらえませんでした。
車の芳香剤もダメなので同乗も無理、洗剤や柔軟剤を使ったお子さんを乗せるのも無理、練習や試合で長時間一緒にいるのも無理、遠征でバスも乗れない、ホテルも泊まれない…
スポ少は退団しました。
続けることができませんでした。
子どもに申し訳なくて。。
辞めてから知ったことですが、NIKEなどスポーツメーカーはスポーツウェアに柔軟剤の使用をおすすめしていないです。
汚れ落ちないし、熱中症の原因となるからです。
気をつけて。
子どもはスイミングも習っていました。
3歳から楽しく通っていました。
プールから帰ってきた子どもの皮膚や髪の毛、水着、帽子、タオル…ありとあらゆるものから強い柔軟剤の香りがしました。
プールの水が、洗濯機の中のようでした…
香りにうとい旦那もこれは…と言うほどでした。
受付、コーチ、保護者…強い香りの方が多く、
これは無理だと悟り
スイミングも続けられませんでした。
子どもに申し訳なくて…
私は母親でいる資格がないと思いました。