今朝も寒かったですね~
でも、明日からはあたたかさが戻ってくるそうです

さ~て、今日はまじめな話題を。
私はバッハの曲をピアノで弾いていると、この上なく幸せだったりします。
彼なくして私のピアノライフはないと言っても過言ではありません。
小中学校の音楽室に掲げてあった縦巻きロールの怖そうなおっちゃん、そんなイメージが強いバッハ

彼が紡ぎ出す音楽も難解、堅苦しい・・・etc. 言われることも多く、特にピアノ学習者にとって避けては通れぬインヴェンションでバッハ嫌いになる人も多いと聞きます。

でも、この話を聞くと、ちょっとだけバッハに親近感を覚えるんじゃないかなぁと思って・・・ご紹介します。
私もこの話を知って、ますますバッハを好きになりました

バッハの初婚の相手はバッハ一族の一人マリア・バルバラ。
しかし、残念なことに彼女は結婚から13年後に急死します。
そして、翌年12月(早い!?)、バッハは20歳の宮廷歌手アンナ・マグダレーナと再婚します。
バッハ36歳の時ですから、16歳の歳の差カップルです

ちなみに、石田純一&東尾理子カップルは22歳差。
いずれにしても、男性の方にはうらやましいお話ですね(笑)
アンナは、とても献身的な妻で、バッハのあの美しい自筆楽譜(これは有名なんですよ)の筆跡を真似て(!)写譜をせっせと行ったと言われています。
さて、アンナ・マグダレーナと聞いて、「あれ?聞いたことあるような?」と思った方も多いはず。
そうです、バッハは『アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集』を残しています。
この曲集(音楽帳)、まずバッハ自身が初めの2曲を書き、アンナや子供たちの手によって バッハ作品のみならず、子供たちや周辺作曲家の作品も含め15年以上かけて40曲あまりが少しずつ書き込まれていきました。
アンナは、終生この曲集を手放すことがなかったと言われています。
夫は、献身的に尽くしてくれた若妻に愛と感謝の気持ちを込めて贈り、それにこたえるように妻と子供が時間をかけ少しずつ曲集を完成していく。
つまり、この曲集は、バッハ一家の愛の結晶、まさしく家宝と言えるものだったのです。
ねっ、怖そうなバッハのイメージがちょっと変わるあたたかいお話でしょ?
ポチッとおねがいしま~す


~今日の音楽用語~
sempre legato
昨日のconと同じく、sempre も楽譜でよく出会いますね
sempre は 「常に」、legato は 「なめらかに/音の間を切れ目なく演奏する」という意味
~今日の一曲~
「Ave Maria」 by.C.F.Gounod
誰もが知っている有名なグノーのアヴェ・マリア
この曲は、バッハの『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』の「前奏曲第1番ハ長調」を伴奏にして作曲されています
バッハのこの曲集に触発されて、ショパンも『24の前奏曲』を作ったんですよね~
楽譜付でどうぞ
この曲も sempre legato なんだろうな~