急ですが、来週から放射線治療を開始します。
昨年2月にリンパ節に1~2cm程度の再発がありました。
抗がん剤治療を再開し、食事療法もずっと継続してきました。
その経緯は何度かブログにも書いてきました。
最初は半年程度で治癒できるのではないか、と思っていました。
しかし状況はあまり変わりませんでした。
抗がん剤を変えてみたり、サプリを変えてみたり、幾つか
やってみて、腫瘍マーカーが上がり下がりしました。
しかし、再発以来、腫瘍マーカーは一貫して正常値の
2倍のあたりを行ったり来たりしていますし、病巣の大きさも
変わりませんでした。
なによりも腑に落ちないのが、白血球・リンパ球の数値が
低迷を続けてきたことです。
抗がん剤を続けているから、副作用でこれらの数値が下がって
しまうのは仕方ありません。
しかし、2012年9月の胃摘出手術までは、食事療法の併用で、
白血球もリンパ球もちゃんと回復していました。
あきらかにあの頃とは、何かが異なっています。
胃摘出手術前と、食事療法も生活スタイルもあまり変わりが無いのに
腫瘍マーカーは高く、白血球とリンパ球は低い、というのは
手術前とはまるで真逆の状態でした。
不思議です。
今年の4月にがんセンターの主治医が異動で、変わりました。
以前の主治医は、抗がん剤治療を続ける以外に特に提案もありません
でしたし、1年前に放射線治療の可能性を尋ねた時も、放射線は
病巣だけでなく、腸などにもあたるので副作用・後遺症があるので、
といわば消極的な返事しか聞けませんでした。
新しい主治医は、「病巣が1か所にとどまっているうちしか、放射線は
できないのだから、検討してみたらどうですか」と勧めてくれました。
実際に放射線科の医師と面談したところ、後遺症のリスクも低いし、
僕の症状ならば、今放射線治療をすることはリーズナブルな選択
だろう、との事でした。
正直言えば、「なあ~んだ、後遺症をそんなに心配することもなかった
のかな」という気持ちが芽生えました。
前置きが長くなりましたが、今回放射線治療をすることにしました。
後遺症はきっとあるんでしょう。
僕のリンパ節の場所は、切除した胃の近くなので、どうしても腸に
放射線があたりますから。
でも、前へ進むことにしました。
放射線医師によると、まずは病巣を小さくすること。
完全に消失できるかどうかは、やってみないと分からない、との
ことです。
6月30日(月)から8月11日(月)まで、平日は毎日がんセンターに
通って、放射線治療を行います。
計 30日、 6週間の治療です。
頑張ってきます。
よろしければこのブログの読者になっていただければ幸いです。