先日6月16日に放映されたテレビ東京「主治医の見つかる診療所」に

済陽高穂先生が、ビデオ出演されました。

http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/140616/index.html

「ガンの予防と早期発見」

 

2時間SPの中で、後半部分にがん予防という事で、済陽先生の

 

食事療法と西台クリニックの紹介があり、先生のご自宅での

朝食風景や、患者さんのインタビューも含まれていました。

 

僕の感想は大体以下の2点に集約されます。

 

 

1. 遂に民放テレビでも、済陽先生のがん食事療法を

 

   取り上げるようになった、という感慨

 

   2012年6月には、NHK「サキどり」で、減塩をあつかった時に

 

   済陽先生の食事療法が塩分制限でがん患者の栄養指導を

   していることが取り上げられました。

   (僕もこの「サキどり」では、4期がん闘病患者として取り上げて

    いただけました)

   その後、2013年3月には、韓国のMBCテレビとKBSテレビが、

   あいついで済陽先生の食事療法を取り上げました。

   今回は、ようやく民放のゴールデンタイムの番組の中で

   がん食事療法というものが取り上げられるようになったというのは

   やはり一つの大きな時代の流れを感じました。

 

2. とはいえ、がん食事療法が「予防」と「再発防止」だけにとどまった

 

   扱いをされていたのは、まだ時代の限界を感じた

 

   済陽式がん食事療法は、手術・抗がん剤・放射線の3大療法との

 

   併用で、がんの治療にあたる療法であり、4期がんを含めて

   その治療実績は有効率6割以上です。

   僕のような病院で余命宣告を受けた患者も、余命宣告をくつがえして

   がんの改善・治癒を果たしてきています。

   しかし、番組では「予防」と「再発防止」という側面ばかりをとりあげて

   いたように思いますし、レギュラー陣の医師のコメントも、食事で

   がん治療というのは考えられない、というようなものでした。

   「予防」と「再発防止」も重要な側面であり、ぜひ強調したいところ

   ですが、「治療」をとりあげないのは片手落ちとも思います。

   しかし、これはこの番組を責めるのはあまり意味が無いのかなとも

   思いました。

   いっぱんの医師が、食事でがんがよくなるという事をテレビを通じて

   コメントする時代には、まだ到達していないという事なのでしょう。

   テレビやマスコミが、がんを食事(と3大療法の併用)で治せると

   正面から報道できる時代は、まだもう少し先の事のように思います。

 

 

 

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