今日から始まりました。
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朝9時から夜9時頃までびっしり講演スケジュールが立てられている様なのですが、
そんな全部は聞けませんしあらかじめ幾つかに的を絞って聴講しました。
会場と屋外の様子。
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カリフォルニアの天気は雲一つ無い快晴で湿度が低くとても爽やかです。
いわゆるカリフォルニアの青い空ですね。

キーノートスピーチはいきなりアメリカの国立がんセンター、National Cancer Institute(NCI)や
アメリカがん協会、American Cancer Society(ACS)などは膨大な年間予算、例えば$5B,
約5000億円を持ちながらガン予防に関する予算はほんの4パーセントくらいしか無く
ガン発生メカニズムにほとんど無知、おかげでガン患者は減らず男性の2人に1人、
女性の3人に1人がガンになっている、彼らはCancer Warに負けているのだという衝撃的な
もので幕を開けました。
かと思うとカリフォルニア州では最近代替療法や自然療法で治療する事を合法化する法案が
議会を通った、他の州ではまだそうはいかず違法医療として逮捕される、というような
講演もありました。

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写真左の女性が故マックス・ゲルソンの娘のシャルロッテ・ゲルソンさん。
次の誕生日で90歳とおっしゃっていました。
マックス・ゲルソン在命時にはゲルソン療法で多くの患者が治っているのにそんなものは
科学的ではないとか色々と受難があった、 しかし近年栄養・代謝で難病が治る事をさも
新しい科学のように発表する人達が増えている、でもそんな事は何十年も前にゲルソンが
解き明かした事の焼き直しだ!、 そうなんでしょうね。 説得力があります。
しかし近年の栄養学を取り入れた食品やサプリにも注意を要するものが多い、毒性の
高いものもあるのにFDA、Food & Drug Administrationがお墨付きを出したりしている、
などなど。
シャルロッテ・ゲルソンさんの講演は唯一観客がスタンディングオベイションをする
素晴らしいものでした。 食事療法、栄養療法の古典であるばかりか現代社会への
正しい伝承と警告を伴っているようです。

その他の講演もいくつか聞いてきました。
メキシコの医療特区でのクリニックの講演なども幾つかありました。
食事、温熱、エネマ、遺伝子治療、幹細胞治療、免疫治療、メンタルその他を統合して
集中的に治療にあたる、というすごいものです。
医療特区だからできる事でアメリカや日本では無理なのでしょうね。

講演は明日、明後日と続きます。
楽しみに今日はもう休みます。


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