今日の抗ガン剤投与は無事終わりました。 実際の点滴時間は3時間前後。
でも朝に採血をして結果が出るまで
待ってから主治医の診察があり、そこで
その日の抗ガン剤投与の可否判断や
近況報告や相談や次の予約やらをして、
抗ガン剤にGoが出れば調剤の時間と
外来処置室の待ち時間があるので、
結局ほぼ一日病院に居ます。
昔は抗ガン剤も複数使用していましたから
3泊4日でやっていたし、日帰りになってからも点滴時間がもっと長い時もあり、今の形は昨年11月からです。
大分短くなり助かっています。
こんな光景も抗ガン剤治療を続けている
患者さんやご家族の方なら容易に目に
浮かべていただけるでしょう。

今の薬の副作用はその日の夕方から少しずつ
出てきて2-3日続きますがそんなに激しい
ものではありません。
でも自覚症状があろうが、それが消えた後で
あろうが、体の中では細胞レベルの
闘い、抗ガン剤といういわば毒薬の
ようなものとガン細胞、正常細胞の
せめぎ合いがあるのですね。
今日は早くにベッドに入り一眠りしました。

巨大地震の後だし長時間点滴針を繋がれて
いる事も内心は不安なものがありました。
でもがんセンターには沢山の患者さんが
溢れ、入院患者さんもたくさん居て、
外来患者さんもたくさん点滴を受けて
いる、そして医師や看護士の人達も
一生懸命働いていてくれる、何か
身が引き締まる思いで覚悟を決めて
点滴針を刺してもらいました。

忙しい中でもたまに色々話をしてくれる
看護士さんが数人居ます。
今日も少し話をしましたが、やはり今日まで
収拾にかなり大変だったそうです。
何人かは交通機関が止まっていても
片道1時間半とか2時間歩いてがんセンターに
通勤してきたそうです。
家のこともやらなきゃいけないけど
後回し、患者さん達が居るからって。

涙が出そうになりました。
本当に頭が下がります。

名古屋のあっこさんが、自衛隊の人達を
見かけた時に自然と"よろしくお願いします"って
いう気持ちになったって。

ライトルさんが、東電は色々問題もあるけど、でもギリギリの所で危険を
冒しながら頑張っている東電に頑張れって。

自分の事、ひいては自分の家族の事を
後回しにしてこの状況下で人のために
頑張っている人達、皆さんに本当に
頭が下がります。
ありがとうございます。


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