9月26日に書いた抗癌剤を使い続けるか、という内容のブログ。

http://ameblo.jp/chobi-0228/entry-10659963041.html

これのその後に関してです。

大きく言えば済陽高穂先生、森山理事、主治医の3人との相談の結果は

どうだったか、という事になります。

その上で今日の僕の結論を最後に書きます。

 

済陽高穂先生の次の診察は本当は11月だったのですが、無理をお願いし

 

急遽9月末に時間を取っていただきました。 主治医と話す前にお会いして

ご意見をいただきたかったからです。

昨年9月から今までの抗癌剤使用の履歴を質問の要点と共にA4一枚に

書きだして持って行きました。  前回の抗癌剤点滴中に静脈炎とアレルギー

反応を起こし点滴が中止になったことや8月に食あたりのような状態で

入院したことなどをかいつまんでご報告し、自分は抗癌剤をしばらく休むことを

考え始めていると申し上げました。

先生は、抗癌剤を止めてしまう事はここまで小さくなった腫瘍の再発のリスクが

あるので休むという事は賛成されませんでした。

薬を変えるとか、減らすとか、周期を延ばすとかして続けることを主張なさいました。

具体的にある経口薬で量を通常の2/3程度で続けることまでおっしゃいました。

そのまま話を終わらせてはいけない、と感じ更に食い下がってみました。

  -済陽先生の患者でやはり手術できず(もしくは手術せず)治療し今は休薬して

   いる患者がいるとお聞きしていたがその方との違いは?

   … その方は既に腫瘍は見つからないところまで治癒し更にしばらく抗癌剤治療も

      続けていた。  それだけの経過を見た上での休薬という処置であり、まだ

      腫瘍が消えていない僕とは事情が異なる。

  -ゲルソン療法などをしている患者で抗癌剤を使用せず治癒しているという例も

   あるようだがどうか?

   … 確かにそのようなやり方で治癒する患者もいる。  しかし仮に8割の患者が

      治るとすれば2割は治らずそのような患者が済陽先生の門を叩いてくることが

      非常に多い。

    (おそらくこれは日本では本格的なゲルソン式をやることはそんなに容易ではなく

     ゲルソン式を部分的に取り入れているという患者が多いという事も起因しているのでは

     ないでしょうか)

更には済陽先生は医師としての責任、という言葉まで口にされました。

済陽先生はもともと手術、放射線、抗癌剤などの医学を肯定されていて先生の食事療法との

併用を勧めておられます。  しかし先生の勧める抗癌剤治療は病院の使用する通常量の

半分前後という少量なのです。

そのような量を最初から積極的に採用する医師が身近にいてくれればいいのですが、医師は

最大量から始めて患者のダメージが大きすぎる場合に段階的に減らしてゆくという形です。

最初から少量でやってくれるクリニックは無いのでしょうか?

済陽先生に聞きましたが”知らない”とのこと、 だから主治医と上手く付き合い減らしてもらう方向に

持ってゆくことだ、とのことです。

 

がんコントロール協会の森山理事とはもう少し前に抗癌剤についてお話をしたことがあります。

 

森山理事は栄養学の権威で著書も出しておられますし栄養学の講座もされています。

(只今僕は栄養学のベーシックコースを受講中です)

抗癌剤は毒であるという事は共通認識だと思いますが、特に長期使い続けることには森山理事は

ネガティブのようです。

IPT療法、高濃度ビタミンC療法、植物栄養素療法による食事療法(ゲルソン式をベースにしている)、

遠赤外線による温熱療法などを組み合わせた統合医療に通常の1/10程度のごく少量の抗癌剤を

併用することもある、とおっしゃっています。 (このような治療法はアメリカやメキシコなどでは

実践されつつあるのでしょうね。 アメリカのがんコンベンションなどでもこういう発表がとても

多いそうです)

しかし森山理事は医師ではありませんのでご自身で治療はなさいませんし、今現在こういう治療を

するクリニックは日本にはないだろうとの事です。

抗癌剤はできるだけ止めて植物栄養素療法、温熱療法などで自然治癒する体を作ることを

推奨されています。  (ただ完全否定ではないと僕は捉えています)

 

そして今日、がんセンターの主治医の診察がありました。

 

血液検査の結果は白血球が減少傾向にあるものの問題無し、通常ならこのまま抗癌剤点滴です。

しかし前回の事があるので主治医から以下のような話をいただきました。

 -前回のアレルギー状態やその前の入院の事を踏まえて10月は抗癌剤は休止しましょう。

  それで少し体を休めましょう。

 -10月後半にCT検査と胃内視鏡検査があるのでその結果を見て次の処置を決めましょう。

  その結果次第ではあるけれども抗癌剤を使用する場合は5月から併用している2種類を

  1種類に減らして続けることを想定しています。 一番強いシスプラチンを止めるという事です。

僕は更にその場合の抗癌剤の量に関して食い下がりました。  通常よりもずっと減らしてもらいたい

という希望も添えてです。

主治医は本当は1種類に減らすのだから通常量で行くのだけれど、と言いながら今までの経緯を

踏まえて2段階減らした量からでいいですよ、とのこと。  これは大体2/3の量なのです。

 

長くなりましたがそれで僕の今日時点の結論です。

 

それは主治医と今日話した内容で行こう、という事。  もちろんそれは自分のマイ・セラピーの

一部として薬を使うということ、  つまり食事療法、温熱療法、軽い運動などとの組み合わせです。

それはやはり済陽先生のご指導が一番大きいです。

薬の種類こそ違え、済陽先生のご指導にほぼ同じ、 しかも10月は身体を休めることもできる。

幸いがんコントロール協会、ボタニックラボラトリーにお世話になるようにもなって食事療法も

森山理事の栄養学を理論面、および料理教室などを通した実践面でご指導いただき以前よりも

パワーアップしてきています。

温熱療法も自宅に昨年購入したドーム型遠赤外線サウナだけでなくボタニックラボラトリーで

温熱師による遠赤外線施術を受けるようになりましたし、コーヒーエネマなども始めて身体の

浄化に努めています。

これらの効果は既に自分の身体ではっきりと実感し始めています。

2~3カ月続けてゆけば更に効果は顕在化してくれるだろうと思っています。

悩みましたがいったん自分の中で整理がつきました。

それに済陽先生のおっしゃるように医師とは友好的に折り合える道を模索することも大事だと

思っています。  色々な意味で。

後は10月の検査結果、および自分の身体の副作用の様子を見て主治医と月末に再度相談です。

 

 

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