整形の先生に「首ってどうやって鍛えたらいいんですか」って聞いたら大爆笑された。
真面目に聞いたのに。
「リハビリどうする?」
延長を重ね、すでに八ヶ月目。
「そろそろ終わりにします」
若干腹筋背筋はつきましたが、まだしびれや痛みはあります。
日によって良かったり悪かったり。
だけど完治するわけでもないし、ずっと上手くつきあっていくしかない。
永遠に通うわけにもいかないし。
「大きな声で言えないけど、プールが一番いいよ」
僕もプールへ行っているんだよ。
やっぱりプールだよ。
リハビリよりプール、というかリハビリにはプール、みたいな勢いで大きな声で言えない割に、毎回わたしにプールをすすめるおじいちゃん先生。
そうは言っても、行くの面倒くせえ~。
「ですよね」と同意してくれるイケメン主任。
「とりあえず、腹筋背筋運動は続けて下さいね」
痛みのあるときの足の伸ばし方や腰に負担をかけない体幹の鍛え方など教わる。
「もう、本当にいろいろなことを教えましたからね」
「がんばります・・・」
思えば自転車に乗るのも大変で、足を引きずらないと歩けないほど痛みが酷い時もあった最初の頃と比べたら見た目普通になったと思う。
ちょっとよくなって縫物をしたら悪化してすぐさま主任に「何かしましたね」と見破られたり、良くなってきたからお風呂に行ったら岩盤浴の床面が固くて(当たり前だ)1分も寝転んでいられなかったり、いろいろあったなあ。
「まあ、痛くなったら来たら湿布出すし、またリハビリに週2,3回くればいいから」
おじいちゃん。
週1でしかリハビリに来ていませんでしたよ。
イケメン主任と出会っていなければ一カ月そこそこでリハビリに行かなくなっていたかもしれない。
アバウトなおじいちゃん先生と、イケメン主任に感謝。
というわけで整形外科のリハビリは終了しました。
で、おじいちゃんの勧めに従ってわたしはプールへ通うことにしたのでした。