イケメン主任、きみに決めた。

 

と、叫んだ日からイケメン主任が担当の曜日のみリハビリに行くことにした私です。

先生は週3ぐらいでリハビリを、と言ったけど

週1でしか行けていません。アセアセ

 

 

 

椎間板ヘルニアとは骨と骨の間にある曲がる部分が飛び出したり傾いたりすることによって痛みが生じるようです。

またその歪みによって圧がかかって余計に正常な状態にもどりにくくなっている感じでしょうか。

で、筋肉

 

椎間板駄目なら、筋肉で助けるぜ、という話です。

 

筋肉がなければ、当然体の動きに耐えられないわけで、そんでもってこれ以上酷くならないよう注意しつつ筋肉増やしましょう。

そういう話らしい。

 

毎回イケメン主任(実は偽イケメン)に腹と背中に手を入れられ筋肉の確認?をされるため、家での筋トレもかかせないわたしであります。

追いこまれなくてはできないわたしを追いこんでくれてありがとう

 

そんなわたしに主任から新たなる課題が与えられた。

「歩いてみて」

「え?」

「ここから、あそこまで、歩いてみて」

主任、リハビリ室の隅から隅までを指した。

 

日常生活において、私達は「歩く」ということをごく普通に行っています。

だからこそ、あらためて「やれ」と言われると羞恥心が生じます。

 

 

モデルでもないのに東京コレクションに引きずり出され「行け」とランウェイを指された気分です。

(そんな目にあったことないからよくわかんないけど)

今ですか?

ここで、ですか?

いきなりですか?

リハビリ室ど真ん中のランウェイ、観客は少ないが歩き出すのに抵抗が…。

 

「あごひいて、肩おとして。頭あげて。まっすぐ」

 

それを守れば、立派にランウェイを歩けますか?

頭の中にまんがや雑誌で得た知識が駆け巡ります。

頭の上に本を乗せて歩け、とか一本の線の上を歩くつもりで、というようなことが書いてあったような。

 

「はい、歩いて~」

 

しゅ、主任。どうしましょう。

歩く、ということがわからなくなりました。えーん

 

 

次回、素敵な歩き方~主任が背後霊~に続きます。