なんとか二人で和室の廃棄処分をやりとげましたが、トラブルはありました。
薬剤散布は終わったのですが、私は、まだ生きてるヤツがいるかもしれないと思って作業をしていました。
なので、和室に入るときには足に必ずビニール袋を履いて、出るときは洋服にコロコロかけてから出るなど、事細かく旦那にも指示していました。
さらにベットやカラーボックスを袋にいれるときも、旦那のやり方が不安なので、ビニール袋への入れ方をもっとそっと入れてとか、こっちから先に入れようとか、口出ししまくりました。やることをいちいち否定されてうざかったと思います。
それでも、旦那なりに考えて動いていたのですが、とうとう旦那は突然動かなくなり、ヌボーっと突っ立ったままに!どうやらぶち切れたようです。
私もイライラし、「どうしたの、旦那も動いてよ!」
というと、「勝手にやるとだめなんでしょ、だから指示をして。」というのです。
なんなの、この人!!
薄々感じてましたが、トコジラミに対する危機感に差がありすぎました。
旦那は、たかが虫。死ぬわけじゃなし。
私は、されど虫。生活が脅かされる危機。
でも言う通りにしてくれるのならやりやすいや、と気を取り直し、いろいろ指示しました。
いいじゃない、思った通りできるや。と思ったのに…。
今後のトコジラミ対策もお願いしました。
携帯用の虫よけスプレーを購入し、
手渡しながら「出先や電車に乗る前に、鞄やスボンのお尻辺りに吹き掛けてほしいんだ。」と言うと、
「いやだ。」と言われました。
なに、全然言うこと聞かないじゃん!
だんだん険悪な雰囲気に。
トラブルがあったときこそ、
夫婦の真価が問われることを身をもって知りました。
今回のことでわかったことは、
お互い、自分の意見が通らないのが嫌!
それはケンカになりますよね。
旦那は私より4歳年上ですが、大人だとか頼りなるとか…。思ってましたけど、
年齢関係ないね!
今までもちょいちょい不穏な空気になることはありましたが、今までが平和過ぎました。
今回のトコジラミ事件で夫婦間の嫌なところがあらわになりました。
トコジラミが発生してから
ずっと落ち着かない毎日で、気づくと頭の中はトコジラミのことだらけ。
夫婦の仲は悪くなるし、職場の人間関係も苦手になってしまう。
それでも変わらず元気でいてくれる猫たちに癒されました。
考えると気がおかしくなりそうなので、仕事をして気分を紛らわしていました。
いろんなことがありましたが、今は落ち着いています。一時的な感情ですぐに離婚はできないですし、離婚して一人で生きていくのは不安です。
今思えばトコジラミが発生した部屋が和室だけだったのは本当に良かったと思います。
そしてこの際、畳も全部取り替えることにしました。