拒食症の人は

食事や食べ物に

縛られています。

自分で作ったルールで

身動きが取れません。


そのため

治療を始める時に

何を食べたらいいか

分からなくなっています。


その縛りを解くために

はじめに

何も気にしないで

好きなものを好きなだけ

食べていいですと言います。


そう説明すると

驚いた顔をしたり

ほっとした顔をする人もいれば

顔をしかめたり

不安な顔をする人もいます。


好きなように食べていいんだと

思えればほっとしますし

好きように食べたら

とんでもないことが起きる

と思った人は

不安になります。


体が風船のように膨らんで

ブヨブヨになる

と思っています。

しかしそうなった人を

見たことはありません。


栄養を再開した時に

体がびっくりして

肝機能が悪化したり

むくみが出たりする

ことはありますが

そのために医師が

定期的に診察・検査をして

問題がないように

食事量について指導をします。

そうすれば自然によくなります。