いつも通り慣れた
道を歩いて
駅まで行き
電車に乗って
職場まで行く
終わったら
またもと来た道を戻って
帰りに食べたいものを
買ったりして帰る
その
退屈であり
でも食べたいものを
食べるささやかな楽しみ
変わらない毎日が
安心感をうみ
癒されます。
しかしその食べ物が
気楽に食べられなくなった時に
だんだん日々の生活に
嫌気がさしてきます。
人との付き合いも
食べ物のせいで
おっくうになったり
落ち込んだりします。
でも嫌になってきた生活の中で
不自由だけど
ささやかで密やかな
食べる楽しみが
かえって失いたくないものになり
変わるのも怖くて
身動きが取れなくなって
しまいます。
その生活が
いやになってきたということは
新しいスタイル
新しい自分になる
準備が整ったということです。
変化の時には
過去の自分に引っぱられ
よく分からない不安を感じます。
でもそれはただの通過儀礼で
さり気なく勇気をもって
そこをくぐって
新しい自分に
出会ってほしい
と思います。