拒食症と肥満
拒食症と肥満の体重以外で最も違うところは、
ハッピーな人の割合が全然違うところです。
体重は多くて、元気で明るい人はいくらでもいますが、
拒食症で、元気で明るい人は、今のところあったことがありません。
治したくないと言っていた人はいましたが、表情は硬かったです。
この違いの理由は、
肥満の人は十分に脳も含めて体に栄養がいきわたっているのに、
拒食症は、生きるのに必要な筋肉までも栄養分にしないといけないほど、
飢餓状態に陥っているからです。
拒食症になった理由や性格はいろいろなのに、
一旦病気が完成してしまうと、
みんな似たような考えに陥ってしまうのは、
単に脳が栄養不足になっているからです。
一方で、肥満で大事なのは、
食べることに対する罪悪感を持たず、
前向きに積極的に行動することです。
そうすると、ダイエットもうまくいきやすいのです。